サイトを運営し色々なことを記事に書いていくと、
外部サイトへのリンクを飛ばす機会に遭遇することがあるかと思います。
何も考えずにリンクをたくさん行っている場合、
あなたのサイトのSEOがリンク先のサイトに
大きく吸い取られてしまっている可能性があるので要注意です!
今回は、個人でメディアを運営していくうえで
欠かすことのできないSEO対策のひとつ、
『no followタグ』についての説明と、実際のタグの使い方を解説していきたいと思います。
rel=nofollowの意味とは?
ネットビジネスを行っていくうえでSEOの知識は絶対に欠かせないものですが
その中でも『nofollowタグ』と呼ばれるものを知っておく必要があります。
まずは、nofollowタグがどんな役割を担っているのか、3つ程ご紹介します。
1、信頼出来ないサイトとの関連性を防ぐ
私たちが記事にリンクを貼ったサイトが
偶然にもなんらかの不正サイトだったり、
信頼するかどうか怪しいサイトだった場合、
リンクを貼ったあなた自信に悪気がなくても
『関連性のあるサイト』とみなされてしまいます。
nofollowタグをつけることでクローラーに対し
『リンク先URLは巡回しなくて良いですよ』と
伝達する役割を担っていますので
こういったサイトとの関連性を排除してくれます。
例えば、
サイトを運営していると多くのスパムコメントに遭遇しますが
あれは、こちらのサイトから被リンクをもらい、
相手が添付したリンク先のSEOを強くしようという一種の不正行為です。
不正有料リンクなどもこれに含まれます。
こういった不正リンク(スパムコメント)への関係性排除をすることで
あなたのサイトの評価を下げることを防止できる、ということです。
2、ページランクの受け渡し防止
nofollowタグをつけずにリンクを貼ると、
あなたのサイトのページランクがリンク先のサイトに移動する、と言われています。
これを『リンクジュースの受け渡し』というのですが
多くのネットビジネス実践者の方がnofollowタグに敏感な理由はここにあります。
例えば、私のサイトでもそうですが、
便利なプラグインやツールの紹介をしたあとに
ツールのダウンロードはこちらから!
というように、外部のサイトへのリンクを貼るわけです。
こういった大手企業が運営するサイトには
個人が運営するサイトがSEOで太刀打ち出来ないことは目に見えています^^;
私たちが書く記事のなかでプラグインやツールなどの紹介をする度に
自サイトのSEOがリンク先に吸い取られていたんじゃマズイよね・・
ということで、
『nofollowタグはしっかりつけましょう』という
基本的な習慣が生まれました。
3、クロールする必要のないサイトのリンクにはnofollow
私たちのページランクは、Googleのクロールが巡回し
そこで評価されたうえで決定されていきます。
そういう意味では、クローラーにできるだけ多く
自サイトの記事を見てもらう方が有利だと言えます。
しかし、クローラーには時間や予算などの制約があり、
『一回のクロールで何ページ巡回するか』というのが
決まっています。
もしもあなたが書いた記事にnofollowタグのついていないリンクがあった場合、
クローラーはリンク先のサイトも同じように巡回してしまいます。
そうすると、せっかくのクローラーの予算と時間を、
自分のサイト記事ではなく外部サイトの巡回に多く割かれてしまう可能性がありますね。
これは、ちょっともったいないかな〜と思います。
ですから、nofollwタグを取り入れることで
少しでも長い時間を外部サイトではなくて
自分のサイトの巡回に使ってもらおう!ということですね。
つまり、クロール効率を最適化するという役割も、
nofollowタグにはあると言えると思います。
rel=”nofollow”の使いかた
さて、それでは実際にnofollowタグをどのように使うのか
という説明に入っていきます。
nofollowタグを設定するのは非常に簡単です^^
Yahooのトップページにリンクを飛ばしたい場合の例を挙げてみます。
nofollowタグ無し:
<a href=”http://www.yahoo.co.jp/”>ヤフー</a> |
nofollowタグ有り:
<a href=”http://www.yahoo.co.jp/” rel=”nofollow”>ヤフー</a> |
というように、
リンク先のURLのなかに『rel=”nofollow”』と記述すればOKです。
[“リンク先URL”]と[rel=”nofollow”]の間は半角スペースが要りますので
ここをうっかり間違えないよう、注意してくださいね。
こうすることで、クローラーが記事を巡回してきたとき
このリンク先を巡回しないようになりましたので
Yahooにページランクを受け渡してしまう心配がなくなりました^^
このように、細部にこだわってSEOを強くしていけると良いですね。
まとめ
今回の記事ではSEOの基本知識『nofollowタグ』について詳しく解説してきました。
理解することはできたでしょうか?
nofollowタグは利用用途と使い方さえきちんと理解しておけば
ネットビジネスを行ううえで有利に働くこともありますので
こういった細かい知識こそおざなりにしないよう、
ひとつひとつ、きちんと学んでいけると良いですね^^
“no followタグ”はリンク先URLに記載するだけと
非常に簡単なので苦労することはありませんが
全てのURLに1つずつタグを記入するのは意外と手間がかかります。
そこで、
外部へのリンク全てにnofollowタグを自動生成するプラグインを
ご紹介している記事を載せておきますので
宜しければ、こちらも参考にしてみてくださいね^^
参考記事:nofollowタグを自動生成するプラグインWP External Links
それでは、最後までご覧頂きありがとうございました。