サイトを運営していく上で、何かしらの記事を投稿していく際には
必ず知っておくべき知識がいくつかあります。
そのなかでも今回は、基本中の基本である『見出しタグ』についての使い方やルール、そして、サイトSEOとの関係性などを噛み砕いて解説していきたいと思います。
目次
見出しタグの基本知識
知っていそうで意外と知らない、
見出しタグの基本的な概念を説明していきますね。
詳しく記そうと思えばどこまでも書けてしまうので、
この記事ではブログ記事で稼ぐためのSEO対策として、
あくまで基本的なことを搔い摘んで解説して参ります。
見出しタグとは、簡単に言うと『文章の構成を表す段落』のようなもので、
長い文章をそれぞれのカテゴリに分けていく作業のことです。
これだけでは少し分かりにくいかもしれませんので、
私が過去に書いた記事で例に挙げてみたいと思います。
『nofollowタグの自動生成プラグインWP External Linksの使い方と設定方法』という題目がh2タグ、
そしてその中にh3タグが2つあって、各h2タグのなかに更にh4タグが3つ、という構成になっています。
いかがでしょうか?
これで、なんとなく見出しタグというものがどういうものか
ということは分かっていただけたんじゃないかな、と思います。
タグは、1つの記事中にh1〜h6まで使用可能です。
ですので、ある程度長文になってしまった場合は、
文章をひとつの塊ごとに区切って書いていくと良いですよ。
とはいっても、私たちのように個人で行うサイト記事では、
そこまで階層を重ねるほど分量のある記事を書くことの方が少ないです。
私もせいぜいh5くらいまでしか必要性を感じたことはありません。
そこまで難しく考えず、読む人が理解しやすい程度に使用していくようにしましょう・
では、なぜ文章を書く上で“見出し”が必要なのでしょうか?
見出しがもたらす効果
文章を書くことで情報を発信していくうえで私たちは
基本的な見出しタグの使い方を理解しなければなりません。
この章では、見出しタグを正しく使うことでもたらす効果をSEOとの関係性と交えて解説していきます。
1.ユーザビリティの向上
記事を書く以上、私たちは“読み手にとって読みやすい文章を書く”必要があります。
同じ文章を見出しタグがある場合と、無い場合で比較してみましょう。
● 見出しタグがない場合
● 見出しタグがある場合
いかがでしょうか?
圧倒的に、見出しタグがある方が読みやすいのが分かりますよね。
通常、本を読むとき、まずはタイトルを見て本を購入し、
そして読み始める前に目次を確認することと思います。
そうすることで、全体像とおおまかな構成を掴んだうえで読むことができるため、
読み手側も内容を理解しやすくなるという効果があります。
見出しタグにもこれと全く同じ効果があります。
記事を読んでくださる方が理解しやすいよう、
見出しタグを正しく作成する必要があると言えるでしょう・
2.SEO対策効果
見出しタグを使用する2つ目の理由は、SEO効果があるということです。
私たちが作成するサイトの情報を持ち帰るのは、
Googleクローラーという情報収集ロボットです。
クローラーが持ち帰った情報を元に各WEBページが点数化され、
検索エンジン上に表示されていくわけです。
なので、クローラーに正しく情報を伝えるということは
サイトを運営していく上で肝の部分でもあると言えます。
しっかりと見出しタグを使用していれば
クローラーに対し正確にコンテンツの構造を伝え、
適切にインデックスを行ってもらえます。
見出しタグを理解し正しく使用することは
直接的にサイトのSEOに関わってくる、ということですね。
見出しタグの使い方
ブログ記事を作成する際にどうやって見出しタグを使っていくべきか、
簡単に解説していきたいと思います。
1.h3タグから使い始める
見出しタグは、番号が若い順に“重要度が高い”と認識されていきます。
テンプレートにもよるのですが、通常サイトのタイトルがh1、
記事タイトルがh2と自動的に設定されています。
ですから記事を書く際文中に見出しタグを使用する場合、h3タグから使い始めるのが一般的です。
2.順番を間違えないようにする
先ほども簡単に解説をしましたが、
クローラーが記事を確認する際には見出しタグを巡回します。
このときに、h1のあとにすぐh3が来ていたり、
h2のあとに3が無くて4が来ていたりすると
『あれ、構造がおかしいぞ』ということになってしまいます。
クローラーに正しく構造を理解してもらい適切に情報収集してもらうために、
タグの使い間違いには気をつけましょう。
3.きちんとキーワードを使う
記事訪問者、クローラー共に、まずは文章でなく見出しタグから読みます。
見出しタグに重要なキーワードを含ませておくことで、
『○○について書いてある記事なんだな』と即座に分かってもらえますし
キーワードについてしっかり解説してある記事だ、と把握してもらえますよね。
かといって不自然に詰め込む必要はありませんが、
違和感のない程度にキーワードを使う意識をもっておくと良いですよ。
まとめ
今回は、初心者さん向けに見出しタグの解説を行いました。
きちんと理解することはできたでしょうか?
実は私はネットビジネスを始めてから長らく、この概念を知りませんでした。
後々知ったときには、「もっと早くちゃんと理解しておきたかった!」と
非常に悔しい経験をしました。
ブログで稼いでいくために必要な知識は今回の記事で解説をしましたので
これをちゃんと理解していただければ、今後、問題は無いかと思います。
一緒にがんばっていきましょう。
それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。