サイトを運営していくうえで知っておくべきSEO対策はいくつかありますが、
altタグの意味と使い方を理解しておくこともその1つです。
altタグは画像にテキストで属性をもたせる、いわゆる『代替テキスト』です。
ネットビジネスを行う上ではサイトや記事など、画像を使う機会は至るところにありますので、
altタグをしっかりと理解してサイトを運営していくようにしましょう。
altタグとは?
まず、聞いたことのない方のために解説をしますと、altタグは“オルトタグ”と読みます。
『alternate:代用』という単語を略した言葉で、
画像を言語化したもの、というと少し分かりやすいかもしれませんね。
『画像が表示されないときに画像の代わりに表示されるテキスト』がaltタグの役割といえます。
画像情報を読み取る検索エンジンは、今のところ画像を画像として認識することができません。
なので、altタグを使用することで、きちんとテキストとして“なんの画像なのか”ということを伝えてあげなくてはならないのですね。
例えば、以下に犬の画像を載せてみます。
私たち人間はこれを見たとき、当たり前に『犬の画像』と認識することができますね。
しかし、クローラーがこれを『犬の画像』と認識するためには、
画像の中にaltタグを設定しておいてあげなければいけないのです。
せっかくコンテンツを充実させるために画像を使っているのに、
『なんかよく分からないけど画像を使っているようだ』
とクローラーに認識されてしまうのは、非常にもったいないですよね。
altタグの正しい使い方については後述していきます。
では、altタグを正しく使用することでどんな効果があるのでしょうか?
それには、2つの理由があります。
altタグの効果
altタグを効果的に使っていくには、
以下の挙げる2つの効果をきちんと理解しておく必要があります。
これを頭に入れて使っていけば、自ずと適切なaltタグを使用することができるはずですので、
ここで少し見ていきましょう。
1.ユーザビリティの向上
altタグは基本的に、“画像をテキストで表す”という役割を担っています。
しかしよくよく考えてみると、画像をテキストで表さなければいけないときってどんなときかな・・と気になる方もいらっしゃるかと思います。
具体的には、以下の3つのような状況では代替テキストが必要になります。
● 画像の読み込み完了前にalt属性が表示される
● 画像を表示しないブラウザの場合、alt属性が表示される
● 音声ブラウザの場合、alt属性が読まれる
日常生活ではこのような場面に遭遇することがあまりないのでピンとこないかもしれませんが、
クローラーが画像を画像のまま認識できないという現状がある限りは、
altタグの必要性がなくなることは今のところ無いと言えるでしょう。
2.SEO効果
そしてaltタグを適切に使用するもうひとつの意味は、SEO効果です。
altタグを正しく使用することで、
● Google画像検索で表示されやすくなる
● クローラーに専門性の高い情報を発信していると認識される
といったような効果が得られます。
altタグから収集した情報が正しくインデックスされれば、効率的にSEO効果を高めることができます。
画像に関する情報をできるだけたくさんGoogle に伝えることが出来れば、
クローラーはその記事を『画像などを使って専門性の高い情報を発信している』と認識しますので、
サイトや記事のSEOが強くなることは言うまでもありませんね。
また、SEOの強い記事に貼られている画像は、画像検索の際に画像単体でも上位表示されますので、
こうすることで『画像検索』からのアクセス流入を期待することができます。
altタグの適切な使用法
それでは、ここからは実際にaltタグをどのように使用するのが良いのか、
というのをご紹介していきたいと思います。
例として、先ほどの犬の画像にaltタグを設定するという想定で考えてみましょう。
画像を添付する際のaltタグは、
<img src=”dog.jpg” alt=””/> |
という風に記述し、
『alt=””』のカンマの間にaltタグにあたるテキストを記述するだけです。
この場合の適切なaltタグの例としては、
<img src=”dog.jpg” alt=”子犬”/> |
あるいは
<img src=”dog.jpg” alt=”こちらを見つめる○○の子犬”/> |
という風に、画像を完結に説明する文章を記載することが好ましいとされています。
altタグ使用の際の注意点
ここで注意しておきたいのが、
altタグを使う際には『キーワードを詰め込みすぎない』ということです。
altタグは前述した通り、そのテキストを読み取ってインデックスされます。
それならたくさん関連キーワードを詰め込んだ方がいいじゃん!と思われるかもしれませんが、
本来はあくまで“画像情報を読み取るためにある”ものですので、
キーワードを詰め込みすぎてしまって『
結局何の画像なのかわかりにくい』となってしまっては意味がありません。
altタグにキーワードを含ませる際には、
● 完結に画像を説明する
● さりげなくキーワードを入れる
ということを意識して行っていくようにしましょう。
まとめ
今回はSEOの基礎知識ということで、
altタグの意味と使い方について詳しく解説してきました。
ネットビジネスを行うときには、あらゆるところで画像を使う機会が訪れます。
サイトのデザインもそうですし、記事投稿の際にも画像を使うことがほとんどだと思います。
画像を使えば使うほどaltタグの必要性は高まりますし、
こういった細かなところを手を抜かずに行うことが、
最終的に他のサイトと大きな差を生み出します。
SEO対策は過剰に行う必要はありませんが、
基本的なことだけはきちんと抑えて頭に入れておくことをオススメします。
その他のSEO基礎知識に関する記事も、下の関連記事からぜひ参考にしてみてくださいね。
Hitomiさん、はじめまして。
ランキングから来ました。
「altタグ」初めて知りました。
altキーを「アルト」と言ってました。
これからはちゃんと入れます。
ちゅんしーまま様
こんにちは、初めまして!
コメントいただきまして、ありがとうございます。
altタグの記事をご参考にしていただきありがとうございました。とっても基本的なことですが、小さく細かいことほど実は大事ですので、当記事を理解することは非常に大きな一歩かと思います^^
ぜひまた、当サイトに足を運んでくださいね。
お待ちしております。また、今後ともどうぞ宜しく御願い致します。
hitomi