昨年、今後のことを色々と考えた末にSIMフリー携帯に変えました。そのときの経緯や実際に使っているZenfone5についてレビューしていきます!
目次
SIMフリー携帯で自由かつ格安に運用したくなった
昨年あたりから電車のなかやCMで
『格安携帯』という単語をよく見かけるようになりましたね。
それまでSoftBankのiPhone一辺倒だった私には、
あまり関係のないサービスだと思い込んでいました。
こういった『格安携帯』というサービスが価値を生むのは、
そこまで携帯を使わないにも関わらず大手キャリアの高額な基本料金を払わされている
いわゆる“ライトユーザー”の方だけだと思っていたんですね。
私自身は平成生まれなので携帯はまあまあよく使うほうですが、
ゲームもしないし、動画も別に見ないということもあって、
これまで『無駄に携帯料金を払っている感』はありました。
そこで、格安携帯なるものを調べてみることにしました。
“携帯会社”に縛られないのがSIMフリー
『格安携帯』の定義は色々とあると思うのですが、
一言でいえば『携帯会社に縛られない』システムです。
これまで私たちは当たり前のように、
どこかのキャリア(ほとんどがソフトバンク、au、docomoの大手3社)と契約し、
契約した携帯会社へ毎月料金を支払っていました。
これまでの日本の携帯料金システムは、
『どこかのキャリアと契約する』以外の選択肢がなかったのです。
そのため、もちろんほとんど端末が『SIMロック』でした。
SIMロック携帯とは、最初に契約したキャリア以外の回線を使うことはできず、
最低2年以上の契約が約束され、2年以内に解約をすると解約料を取られます。
その一方で、海外では日本より随分昔から『格安携帯』、
いわゆる『SIMフリー携帯』が一般的になっていました。
SIMフリーとは、SIMロックの反義語で、
キャリアに縛られず自分の好きなMVNOを選択し、
好きなSIMカードを挿して使うことのできる携帯のこと。
こちらは、どこかの携帯会社と契約をする必要がないため、
◯年契約のようなお約束もさせられません。
そもそも『契約』という概念がないため解約料が発生することもなく、
なにより携帯料金が格段に安くなります。
料金体系や相場などは各サイトを見ていただければとは思いますが、
電話、ゲーム、Youtubeのヘビーユーザーでなければ格安SIMはオススメ。
海外に行ってもコンビニに売っているSIMカードをさせば
その国のキャリアとつながり普通に携帯を使えるので便利ですよ。
SIMカード+SIMフリー携帯Zenfone5を購入
さて、私が実際にSIMフリー携帯で運用しようと決めたとき、
どのSIMフリー端末にしようかとても悩みました。
当時は、お試しでなにかコスパの良いSIMフリー携帯を使ってみようと思い、
そこで私が初代端末に選んだのがZenfone5でした。
(その後すぐにZenfone2が発売されたので、最新機種ではありません)
Nexus5と最後まで迷ったのですが、
Nexus5の方が若干高かったので今回はZenfone5に。
安価なうえ高スペックなのは俄然この2機種なので、
これからSIMフリー携帯を検討しようという方は
ぜひぜひ参考にしてみてくださいね。
※現在はZenfone5、Nexus5、iPhoneSEの3強です
Zenfone5のレビューと評価
Zenfone5の簡単なスペックを記載しておきます。
- OS:Android4.4.2
- CPU:Qualcomm Snapdragon 400
- RAM:2GB
- ROM:16GB、32GB
- 外部SDカード:microSD最大64GB
- ディスプレイ:5型ワイド TFTカラータッチスクリーン IPS液晶(ゴリラガラス3)
- カメラ:背面800万画素、前面200万画素
- 解像度:1,280×720
- ネットワーク
LTE: 2,100(1),1,800(3), 2,600(7), 900(8), 800(19) MHz
W-CDMA(HSPA+):2,100(1), 1,900(2), 850(5), 800(6), 900(8), 800(19) MHz
GSM/EDGE:850/900/1,800/1,900MHz - SIM:microSIMスロットが一つ
スペックは見ての通りなかなかのものです。
そしてなんといってもZenfone5の魅力は、
iPhoneに見劣りしないスペックを持ちながらにして、
本体端末がなんと2万円台から購入することができること。
これは、NexusにもiPhoneにもない魅力のひとつですね。
(Nexusは3万円台〜、iPhoneSEは4万円台〜)
かなりPCに詳しいプログラマーがZenfone5を使っていたのですが、
『PCに負けないほどスペック』だと言っていました。
Zenfone5を購入する前に、かなり念入りに下調べをしましたが
Amazonのレビューの数も200〜300と非常に多く、
かつ高評価だったので、この機種は間違いないと思い購入に至りました。
レビューも300近くあってほとんどが星5つとは…!
すごいですね。
さて、次にこちらのZenfone5を1年半くらい使ってみて
実際に感じたことをレビューしていきます。
画面が大きいのが良い人にはオススメ
Zenfone5の特徴は、画面が大きいことですね。
iPhone5と比較するとこんな感じ。
大きさ的には、iPhone6sや7と同じくらいの大きさだと思います。
かなりの大画面で携帯を使用することができます。
人によってスマホ端末の大小は好みは分かれると思いますが、
最近ではiPhoneシリーズも大画面が増えてきていますよね。
ちなみに、Zenfone5にしてからというもの、
画面が大きいのでKindleで本読む際には超快適です。
動作や使い易さはiPhoneに劣る
スマートフォンのユーザー数は現在、iPhoneの一人勝ちです。
私もスマホが日本に来てからずっとiPhone一辺倒でした。
しかしZenfoneシリーズはASUS製のAndroidということもあり、
実はものすごいポテンシャルを秘めているのではないか?
という密かな期待もあり
今回初めてiPhone以外の端末を購入してみようと思いました。
Andoroidを使い始めて1年半、全体的な感想としては
『不便ではないがiPhoneには劣る』。です。
Androidも今や相当浸透してきていますから、
普段使いではなんら不便はありませんし、
むしろこのスペックで2万円台は破格だと思います。
ただ、私の場合はPCとスマホで仕事を完結させているため、
電話・ゲーム・Youtubeはそこまで使用しないものの
ちょっとした執筆作業やSNS利用が多いです。
そのため、どちらかというと“使いやすさ”や“作業効率”が大事。
そんなわけで、かなり細かな動作まで気遣いが行き届いている
Apple社製品の素晴らしさを再確認することとなりました。
あとは、AndroidにはないけれどOSにだけあるアプリなども意外と多く、
欲しくて検索したけどインストールできなかった…
ということも、数回ありました。
ユーザー数の違いからくるものなので仕方ないものの、
これはちょっと、痛かったですね…(^^;)
カメラの解像度とバッテリーはご愛嬌
Zenfone5は高スペックながらにして安価に購入できるところがウリです。
なぜ、ここまで安く販売できるのか?という質問に関しては、
カメラのクオリティとバッテリーの持ち時間がミソなんだと思います。
カメラの画質はiPhoneやNexusには劣りますし、
バッテリーに関しても、使用1年を過ぎたあたりから
目に見えて持ち時間が短くなりました。
朝、充電を満タンにしておいたとしても、
午前中にたくさん使った日はお昼すぎ頃に、
あまり使わなかった日でも夕方には一度充電しなければ
夜までもたないイメージです。
バッテリーもち時間の短さに関しては、
Amazonのレビューなどにもけっこう書かれていたので
恐らくこの辺が、端末を安く抑えれている要因なのかもしれませんね。
ここらへんがネックな方は注意してください。
まとめ
さて長々とレビューを書いてきましたが、
サクッとまとめをしたいと思います。
・Zenfone5は圧倒的なコスパを実現している
・安価なSIMフリー端末ならZenfone、Nexus、iPhoneSEがオススメ
・ZenfoneのユーザビリティはiPhoneには劣る
・とはいっても万人にオススメしたい素晴らしい端末である
今回Zenfone5を使ってみて感じたのは、
ライトユーザーはZenfoneで充分、
ヘビーユーザーやフリーランスはiPhoneが良い!
ということです。
と、いってもAIの最先端企業で働いている友人が
Zenfoneを賞賛していたくらい、普通に素晴らしい端末ですよ。
参考:世界最先端のAI企業で活躍する天才からブログビジネスについて相談された話
初めてスマートフォンをもつお子様や、SIMフリー端末にご興味のある方、
普段使いで不便なくスマホを使いたい方にはとてもオススメです^^