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ことわざ『木を見て森を見ず』から考える理想の追求と実現性について

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有名なことわざに『木を見て森を見ず』というものがあります。私自身、このことわざはとても大事にしている教訓のひとつでもあります。未来と現在の両方を見つめ、理想を実現する方法について解説していきます。

ことわざ『木を見て森を見ず』

木を見て森を見ず』という有名なことわざが存在します。
まずこのことわざは、どのようなときに使われるのでしょうか?

木を見て森を見ずとは、物事の一部分や細部に気を取られて、全体を見失うこと。

出典:http://kotowaza-allguide.com/ki/kiwomitemoriwomizu.html

このように『木を見て森を見ず』というのは、
物事の部分的なことしか見えていなくて、全体像を把握していないことを意味します。

これを『理想を追い求める姿勢』に置き換えてみると、
木を見て森を見ず=目の前の作業は行っているはずなのになかなか理想に近づくことができない。

こんなところでしょうか。

ビジネスの実践者で『木を見て森を見ず』パターンの人は、
決められた作業をこなしてはいるのですが、本質的な意味がわかっていないことが多いです。

例えば、

ブログと広告を使った方法で月収10万円を目指す方法があったとして、
これをただ言われた通りにやるだけではなくて
『なぜその位置だと良いのか』を思考することも必要なわけです。

ブログアフィリエイトくらいであれば
淡々と作業をこなすだけでもある程度の収入は入ってきますが、
思考の癖をつけないとどんなビジネスでも必ずどこかで行き詰まってしまうと思います。

本質的な意味が分かっていないと、
突然のトラブルや大きなルールの変更などに素早く対応することもできない、
いわゆる小手先だけのテクニックになってしまいます。

素直に方法を実践しつつも、その都度理由や意味を考える。

『木を見て森を見ず』パターンの人は、
もっと広域的な意味を捉える努力をしましょう。

ことわざ『森を見て木を見ず』

『木を見て森を見ず』を真逆のタイプが、『森を見て木を見ず』のタイプの人です。

これを上と同じように『理想を追い求める姿勢』に置き換えると
森を見て木を見ず=理想ばかりに空想を膨らませ、目の前の作業がなかなか手に付かない状態を指します。

例えば、
ブログと広告を使った方法で稼ぐことができるということを、頭では理解しています。

また稼いだらこれをしたい!あれを叶えたい!など未来へのビジョンはあるものの、
実作業がはかどらずに、なかなか前へと進んでいかない状態です。

これは『いつか起業したい』と思ってビジョンや目標を掲げているけれど、
なかなか実際の行動を起こさない人もその一例と言えるかもしれませんね。

上記2つのパターンは、
広範囲なものばかりに目を当てすぎる場合と
部分的なものばかりに目を当てすぎる場合の例になっています。

どちらの場合でも、ビジネスを行っていくうえであまり好ましいとは言えません‥。

では、一番良いのは、どのような状態でしょうか?

1番の最高系は『木を見て、森を見る』こと

『木を見て森を見ず』も好ましくない。
『森を見て木を見ず』も好ましくない。

ではどのような状態が1番好ましいのでしょうか?

それが、『木を見て森を見る』ことです。

つまりは未来と現在の両方を見つめ、理想を実現するためのアクションをこなせる状態のこと。

例えて言うならば
全体図を把握しつつもビジョンがあり、
実際の目の前の作業にも励むことのできる人のことです。

このパターンのメリットは、継続性がある、ということにつきます。

なぜならば全体感(森)をきっちり把握しているので
自分が今どこにいて、どこに向かっているかがわかり、
そのために今何をすべきかも理解しています。

全体感(森)を把握しているので作業(木)もはかどるうえ、
この先の行く末もちゃんと見えている。

だから、確信をもって続けることができるんですね。

以前、起業に失敗するほとんどの原因は『不安』が原因だというお話をしました。
宜しければぜひ参考にしてみてくださいね。

参考:ビジネスをしていく上で、不安や孤独とどう向き合うべきか?

ビジネスを行う上で大切なこととして、
これまで『行動力』『素直さ』については
講義で解説してきましたが、これらと同じくらい大切なことが『継続』です。

なぜかというと、ビジネスは、辞めさえしなければ
いつか必ず成功するからです。

かといって最初からのんびりしすぎるとモチベーションが続かないので、
スピード感をもって作業をこなした方が良いです。

でも、例え作業そのものはゆっくりでも、
辞めさえしなければ成功しますし、いつか稼げるようになります。

私自身も、本業との兼ね合いで
『作業ができないから結果が出ない』という時期があって、悩んだことがありました。

でも今思えば、それでもビジネスを辞めずに続けてきたことは間違っていませんでした。

そうでなければ今の自分はいないので、
続けることは本当に大切だな、と実感しています。

最後に:努力は方向性が大事

精神論をふりかざし『努力すればいつか稼げる』と言いたいところなのですが、
さすがに努力の方向性が間違っていたら、結果が表れるわけはありません。

しかし先程も話した通り、全体感だけを見つめるのではなく、
目の前の作業のみに気を取られるわけでもなく、
未来と現在の両方を見つめ、理想を実現するためのアクションをこなしていきましょう。

そうすることによって不安が解消され作業そのものが継続するのと、
正しい方向性で努力することができるので結果にも結びつきやすいですね。

意外と人間、少し余裕がなかったり邪念が入ったりすることで

全体感(未来)あるいは作業(現実)のどちらかを見失ってしまいがちです。

必ずそのどちらもバランスが取れるよう、日々の自分自身をコントロールしましょう!

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