Macでセールスレターのヘッド画像を高画質でキレイに速くつくる方法

セールスレターをつくるとき、ヘッドを自作し画像化することがあると思います。今回はMacで画像を自作した画像を高画質で速くキレイにつくる方法を解説します。

セールスレターで最も大事なのはヘッド

セールスレターで最も大事なのはヘッド部分になります。
ヘッド部分に商品の魅力を詰め込んで、
続きを読んでもらえるように作り込む必要がありますね。

そもそもヘッドが魅力的でないと、セールスレターを閉じられてしまうので
商品がどんなに魅力的でもその先を読んでもらうことができません。

そのためヘッドは非常に重要なわけですが、
文言もさることながらデザインも超重要です。

ヘッドのデザインは大体自作する場合が多いと思いますので、
今回はヘッドの自作方法と高画質で画像化する方法をMacバージョンでお届けします。

1.エクセルを使って高画質ヘッド画像を作成

1−2.まずはエクセルで作成

ヘッドのデザインを考えたり、制作をするときにはエクセルをオススメしています。

というのも、セールスレターのヘッドには必ず文字が入ると思うのですが
MacのKeynoteで作成した書体がWindowsに対応していないことも多く、
こちらが全く意図していない書体でWindowsユーザーに見えていることがあります。

具体的な例でいうと、Mac側からはポップ体で見えていても
Windowsユーザーには行書体に近い形で見えていることも多々。

セールスレターでは書体もかなり重要なデザインの一部なので、
意図しない書体で表示されていると思うと気が気じゃありません^^;

その点、エクセルはそもそもWindowsフレンドリーなので、
Macでデザインしたとしてもデバイスごとで書体に大きな違いが起こる危険性がありません。

KeynoteはMacにしか入っていないツールなので、互換性に差異が生じるというわけです。

なので基本的にがエクセルを推奨していますが、
Macユーザーだとエクセルが入っていない方も多いと思います。
それであれば書体を気にしつつKeynoteでつくるのもひとつの手ですね。

1−3.エクセルで作成したら、まずはPDFに書き出す

さて、ここから実際に解説に入っていきますね。
まずはエクセルを使ってデザインを決めていきましょう。

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次に、『ファイル>プリント』をクリックし以下の画面が表示されたら、
PDFとして保存』を選択します。

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すると、先程作成したデータはPDF形式で保存されます。

1−4.PDFで保存したデータはプレビューで開き、さらにJPEGで書き出し

保存したデータはPDFのビュワーではなく“プレビュー”で開いてください。
こんな感じです。

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プレビューで開いたら、『ファイル>書き出す』を選択します。
以下のように進めてみてください。

①:フォーマット⇒JPEG
②:品質⇒最高(バーを1番右にもっていく)
③:解像度⇒500
④:『保存』をクリック

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これで、高画質にてJPEG化することができました。

1−5.プレビューで余白を切り取って完成

更にもう一度、JPEG化した画像をプレビューで開いてください。

すると、エクセルのページをそのまま画像化したので
上下左右に余白が多いのが気になるかと思います。

余白はそのままプレビューの『マークアップ』から切り取りましょう。

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このようにすることで、画質を落とすことなく画像を切り取ることができます。

ポイントは、このときに安易にPhotoscapeを使わないことです。

Photoscapeはかなり優秀な画像編集ツールなのですが、
画像を切り取ったり編集したりするときに著しく画素が落ちます。

この記事のように、
画質がそこまで求められない場合はPhotoscapeでも問題ないのですが
セールスレターに使うヘッドの場合は画質が超重要です。

そのため、画像を切り取るくらいであれば
Photoscapeよりはプレビューのほうがキレイにできるので
プレビューを使っていきましょう。

2.セールスレターに高画質のまま挿入する方法

さて、次は作成した高画質の画像を、キレイなままヘッド画像として挿入する方法をお教えします。
セールスレターのテンプレートは『Colorful』を使っていますのでご承知置きを。

2−1.『wide』を使うと高画質のまま挿入できる

まず、先程作成した画像をメディアに追加します。

するとこんな感じで、サイズがかなり大きいのが分かるかと思います。
このまま挿入してもレターの横幅を大きくオーバーしてしまうので好ましくありません。

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ここで、『オリジナルを編集』して画像のサイズをWordpress上で変えると、
せっかくの画像がまたも大きく画質を落としてしまうという事件が発生します。

なのであまりここでの画像サイズ変更はオススメできません。

そこで活躍するのが『wide』というコードをスタイルシートに加える方法です。

これはColorfulの解説にも載っている方法なのですが、 
解説当時とWordpressの仕様が変わっているためちょっと違っているんですね。
分からない方は迷ってしまうと思うので良かったら以下参考にしてください。

まずは特になにもせず、大きいサイズのままレターに画像を挿入します。
挿入後、画像をクリックして鉛筆マーク(編集)を選択します。

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すると『画像詳細』という画像編集画面が表示されますので、
少し下にスクロールして『上級者向け設定』のなかの『画像CSSクラス』というところに
英字小文字で『wide』と記述してください。

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これを行っていただくことで、画像が横幅いっぱいに表示されるようになります。
しかも、オリジナルの画像には手を加えてないので高画質のままで。

これが現状恐らく最も高画質画像をLPに差し込む方法だと思うので、
よかったら使ってみてくださいね。

ポイントは、大きく高画質に画像をつくって表示は『wide』。
それでは今回はここまでで失礼します。

まとめ

今回はMacユーザーがセールスレターをつくるために
画質を保ったままセールスレターに挿入するためのプロセスを解説しました。

まとめると、

1.エクセルでデザインを決めてPDFに書き出す
2.PDFデータを“プレビュー”で開きJPEGに書き出す
3.書き出したJPEGを“プレビュー”で開き余白を切り取る
4.そのサイズのままメディアに追加し『wide』で表示

これで最高画質のヘッド画像ができあがりますのでお試しあれ!