賢威7.0からは見出しタグの構造が変わっていて、賢威6.2のときには設定が必要だった『h1タグ用テキスト』という設定項目がなくなっています。そこで今回は、賢威7.0へのバージョンアップで変更になった見出しタグの構造について解説していきます。
目次
賢威6.2からの見出しタグの構造変更
賢威は昨年、賢威6.2⇒7.0へのバージョンアップがありました。このバージョンアップでは色々な箇所に変更があり、割りと大掛かりなバージョンアップだったんじゃないかと思います。
なかでも最も大きな変更だったのが『見出しタグの構造変更』です。これは、サイトタイトルや記事タイトル、記事中見出しタグにも影響するものなので、知らなかったという方はチェックしておきましょう。
以下に詳しく解説をしていきますね。
記事中の見出しタグはh3からの使用だったが‥‥
見出しタグには“構造”と呼ばれる段階があり、これまでは多くのWordpressテーマが
- サイトタイトルはh1タグ
- 記事タイトルはh2タグ
- 記事中見出しはh3〜
という構造だったのですね。
なのでトレンドアフィリエイトを始めとするブログ運営者は、記事中で見出しタグを使う際にはh3タグから順番に構造化して記事を書いていました。
ところが賢威7.0からはサイトタイトルに見出しタグを設定するという概念がなくなり、
- サイトタイトルはタグ無し
- 記事タイトルはh1タグ
- 記事中見出しはh2〜
という構造に変更になったようです。
これは賢威7に限った話ではなく、2016年以降のバージョンアップのあったほとんどの先進的なWordpressテーマがこのような構造になりました。
これもひとつの検索エンジンアルゴリズムの変化なのでしょう。
賢威7からは設定の必要が無くなった『h1タグ用テキスト』
上記のような背景から、賢威7からは『h1タグ用テキスト』の設定がなくなりました。具体的になくなったのは、下のような設定項目です。
以前は、『トップページのタイトル』に加えて『トップページのH1タグ用テキスト』の箇所にキーワードを入れてクローラーにサイトの用途を教えてあげる必要があったのですが、2016年以降ほとんどのWordpressテーマにおいてこの設定をする必要がなくなりました。
そのため、過去の教材などを見るとこの『トップページのH1タグ用テキスト』の設定は必須だと書いてあることが多いのですが、2017年現在ではこちらの設定は必要ありませんのでご注意ください。
記事中見出しタグはh2から使い始めよう。
そういう訳で、近年は見出しタグの構造が変わってきていますのでご留意くださいね。
これまでは記事内の見出しタグはh3から使い始めるのが鉄則だったのですが、最近ではほとんどのテーマが記事タイトルがh2という構造になっているため、記事内見出しタグはh2からになっているはずです。
(試しに、どれかひとつ記事のタイトルをコピーしてWordpressのビジュアルエディタにペーストしてみると、そのテキストが見出しタグの1〜5のどれに配分されているかがすぐに分かります。)
いずれにしても、見出しタグの構造を正しく理解し正しく使いこなすことはSEO上非常に重要ですから、ぜひ覚えておきましょう。