連休明けの仕事に行きたくない、やる気が出ないときこそ人生を見直すきっかけに。

会社員は一度連休に入ると、連休明けの仕事のことを考えて妙に憂鬱になってしまうことも多いと思います。連休明けの憂鬱に関しては色々な対処法があるとは思いますが、そもそも『人生を見直すきっかけ』として利用してみてはいかがでしょうか?

連休明けの憂鬱

私も会社員のとき、連休明けのことを考えると恐ろしくて仕方ありませんでした。
まあ一言で言ってしまえば仕事そのものが大して好きじゃなかったのでしょう。

それも厄介なのが、『連休明けがつらい』という事実ですね。

平日は押し殺している、蓋をしている自分の心の声に向き合ってしまうのが
実はこの『連休』の怖いところです。

休みが何日も続くと好きなことができてしまうので、好きなことと向き合った結果、
人間の心に本来宿る『ずっと好きなことをしていたい』という欲求が顔を出してしまいます。

欲求が顔を出すということ以前に、
普段淡々とこなしている業務がなくなったことで
冷静に自分自身と向き合うこと時間ができてしまいます。

それはそれ、これはこれで仕事と割り切るのは大人として当然なんですが、
あまりにも連休明けが憂鬱な人は要注意ですよ。

私は連休明けに退社の意思を固めた

そもそも、私がその当事者です。
私は会社員2年目のお盆休み明けに退職願を提出しました。

その年はお盆休みで確か一週間くらい会社に行かなかったんですよね。
その間に、自分なりに色々と考え、調査し、起業の意志を固めてしまったのです。

逆に言うと、連休でもなければなんとなく会社員を続けていたかもしれません。

それほどまでに、休みの日を利用して自分と向き合うことで
冷静に素の自分を取り戻すことができると言えますね。

退社の意を伝えたとき当時の部署の先輩が、
前の部署でも後輩が辞めたとき、GW明けだったんだよな〜』と言っていました。

やっぱり連休は人を素の思考回路に引き戻す効力があるのだなと思ったものです。

全ての変化は『不満』から始まる

さて、ここで考えて欲しいのは、『不満』という感情についてです。

不満と聞くと一般的には少々ネガティブなイメージを持たれがちだし、
受け止める方によってはワガママな印象さえ生み出してしまいます。

『不平・不満』という造語があるように、不満=愚痴みたいな印象が多少なりともあります。

では、不満という言葉を別の言葉に置き換えてみるとそれは『違和感』だと思います。

そして『違和感』を感じる人というのは、大小の差はあれど
自分なりの物事の解釈の尺度を持っているということなりますね。

だから、自分のなかにある尺度からずれるものがあると、そこに『ん?』という感情が芽生えます。
これが、違和感の正体です。

でもそれって素晴らしいことだと思うんですよね。

もちろん、その違和感をどうやって取扱っていくのかというのは
また別の話なんですが、違和感を持てること自体は素晴らしいことだと思います。

そしてそういう『不満』や『違和感』があるからこそ
不満や違和感の解消のために人は変わろうと決意したり、行動したりできるわけです。

昔なにかの本で読んだセリフに『人類の全ての革命は“不満”から生まれた』と書いてありました。
まさにその通りだと思います。

  • コミュニケーションに不満があったから言葉ができた。その結果、漢字ができた。
  • 調理に不満があったから誰かが火を起こした。その結果、ガスコンロができた。
  • 作業工程に不満があったから機械ができた。その結果、産業革命が起きた。

不満や違和感を大事にしましょう。
そして、その不満を火種にあなたの中に革命を起こしてみましょう。

そもそも、このままで良いのか?

自分のなかの不満や不平を大事にしましょう、というお話をしてきました。
その上でどうしたいのかはあなたが自分自身で決めることなので、
私がどうこう言う必要はありませんね。

なので、あくまでひとつの提案という視点で聞いていただければと思います。

それは、『このまま不平不満を抱えながら生きる人生で良いのか?』ということです。
人生はそんなに長くありません。今日という日も二度と訪れない。

それなのに、連休明けに仕事に行きたくないほど
『会社』に縛られていて本当に良いのでしょうか?

私はそれが絶対に嫌だったから『起業』という道を選択しました。

もちろん、起業という選択が全てではないし、それは人それぞれだと思います。

が、放置していても不満や違和感を消すことなどできないのだから、
いずれにせよなにかしらの行動を起こさなければなりません。

根本的な対処法を。

『連休明けに仕事に行きたくない』ということに関して色々と調べてみると、
その対処法が書いてあるサイトがたくさん並んでいます。

  • 仕事終わりの楽しみをつくる
  • とにかく無理矢理にでも笑顔をつくってみる
  • おすすめのルームフレグランスは…
  • 早く眠れるように運動する
  • 大好きな映画を見てテンションを上げる

こういった対処法がとにかくたくさん紹介されています。
見ていると参考になって、面白いです。

確かに、気分転換の方法としては一理あると思います。
ただ注意してほしいのは、これらはあくまで付け焼き刃的な対処法であって、
根本的な対処法ではない
んですよね。

本当に連休明けの憂鬱“だけ”をどうにかしたいのであれば
上記のような一時的な対処法で気が紛れてラクになる、ということはあると思います。

でも、よく考えてくださいね。
『気を紛らす』ということは、自分の心の声から目を逸らす行為そのものです。
気がついていないフリをしていると言っても過言ではありません。

そして、どんなに気分転換に成功したとしても
『連休明けに仕事に行きたくないと感じる』という事実は変わらないのです。

まずはそのことをしっかり認識しておきましょう。

根本的な部分を解決しない限り、連休明けの度に憂鬱に苦しめられ続けることでしょう。

それは長い目で見てもすごくもったいないことだと思うし、
行動次第ではあなたに革命を起こすことができるかもしれないですよ。

まとめ

今回は自分の体験談を元に『連休明けの仕事が憂鬱』という方に向けたメッセージを配信しました。
私もかつては会社員という環境に抱いた『不満』をきっかけに、起業家を志しました。

自分なりに、それは大正解だったと思います。

少なくともあなたが感じる不満や違和感を大切に、そして自分の心の声に素直に生きてみると
もっともっと人生が充実していくかもしれませんね。

もし良かったらぜひ参考にしてみてください。

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