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ホリエモンの『多動力』レビュー。ノマドの仕事はスマホで完結させよう!

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ホリエモンの『多動力』を読みました。『ゼロ』を読んでからホリエモンの著書は大体読んでいますが、今回の『多動力』は今の自分の働きかたを今一度見直す良い機会を与えてくれました。起業家、フリーランス必見です!

マルチタスク、マルチキャリアの時代がやってきた。

わざわざ紹介する必要もないと思いますが、ホリエモンはとにかく多忙な毎日を送っています。実に何百個以上ものタスクやプロジェクトを同時に動かしているというからすごいですね。そんなホリエモンは、『1つのシゴトをコツコツとやる時代は終わった』と言っています。例えば、1つの肩書きで1/100の人材になれたとしても、それは1/100の価値しかありません。

しかし、1/100の肩書きを2つ持てば、100×100で1万分1の存在になれる。
さらに1/100の肩書きを3つ持てば、100×100×100で100万分の1の存在になることができます。

ちなみに、1つの仕事に1万時間費やすと、1/100の人材にはなれるそうです。つまる1日6時間なら約5年。どんな仕事も熱中すれば、5年あれば一人前の『専門職』になれるというわけです。

もはや、産業ごとの”タテの壁”は崩壊していくのだ。「この肩書きで一生食っていく」などと言っている人は、自分で自分のキャパシティを狭めてしまっているだけだと思う。

そんな生き方を『無数のワラジを同時に履く生き方』とホリエモンは言っていますが、そのためにはもちろん、限られた時間のなかで数々のプロジェクトをこなす時間の使う方超重要になってくる。そんなホリエモンの時間の使い方、すなわち『多動力』について見ていきましょう。簡単なダイジェストと私なりの見解を書いていきます。

完璧主義者ではなく『完了主義者』であれ。

「一つひとつの仕事に全力投球しなければ不誠実だ」と考えるバカ真面目が、あまりに多いことに驚く。

これは起業家にとっては非常に大事な要素のひとつでもあると思うのですが、『完璧主義者』はなかなか事が進まず苦労します。特に日本人に多いのが、この『完璧主義者』だとホリエモンは言います。

なかでも印象的だったのが、海外では働く女性のために子供を預ける施設やベビーシッター、家事代行などがかなり盛んに利用されていますが、日本はまだまだ『家事や育児は女性が家でやるもの』という古い考えが根強い。

しかし、仕事をバリバリしたい女性やキャリアウーマンにとって、手間暇かけて子供にキャラ弁をつくるなどは到底時間の無駄遣いというのは本音だということ。じゃあ、子供は手間暇かけたキャラ弁を本当に望んでいるのか?というと必ずしもそういう訳ではない、というのがホリエモンの意見。

家事や育児だって、苦手なら外注すれば良いし、手を抜いたって良い。
苦手なことは得意な人に任せたり、他の誰かに任せる勇気をもつことで、『自分にしかできないこと』を行う時間を確保していくことが大事というわけです。

事務処理が苦手で書類を溜め込んでいる私にも耳が痛い話でした。経理とか外注しようかな…。

『ワクワクしない』ことはやらない

かなり大胆な発想ではありますが、誰しもが一度は『そうできたら良いのに』と願ったことがあるでしょう。それは、『ワクワクしないことはやらない』と決めてしまうことです。例えば、フリーランスにとっては『経費精算』や『交通費精算』などの経理仕事などがそれに当たります。

家事や通勤時間、経費精算など嫌々やっていることは、一つひとつ減らし、1日24時間をワクワクで埋め尽くそう。

そう言い切れるからホリエモンはすごいんでしょうね。ちなみにホリエモンがホテル暮らしであることは有名ですが、ホテルであれば掃除も洗濯も、ごはんも何もかもがホテルが準備してくれます。ホリエモンが自分の人生のやることリストのなかから、家事を排除したそうです。

好きなことをやっているときは時間が早く進んでいるように感じる。そして嫌いなことをやっているときは時間が経つのが猛烈に遅い。この『体感時間の早い』ものだけを日常生活に残していく意識を持つと、好きなことだけに集中できる環境が整いますね。

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電話、スマホに対する捉え方

ホリエモンの持論として、『電話をかけてくる人間とは仕事はするな』というものがあります。一見すごく強烈に聞こえますが、なるほど確かに。と思えることもあります。例えば、電話というのは、相手が今どこで何をしているか分からないわけで、『電話をかける=相手の時間を奪う』という風に捉えることもできるわけですね。

言われてみれば、私も誰かに電話をかけたいと思っても『電話したいので、都合の良いときにご連絡ください』というメッセージを友達が相手でも送る癖がついています。今やLINEがあるので、緊急性の高いものでなければチャットでも良いのと、こちらが電話をかけたタイミングで相手も丁度良く暇なことなんて確率的には結構低いです。

電話だけに限ったことではないですがやはり悪気はなくても『相手の時間を奪うということに気を使う』というのも1人の人間としてのマナーなのかもしれないですね。

そんな「他人の時間」を生きるくらいなら、打ち合わせ中にスマホで気になるニュースを読んだり、LINEやメールを帰して「自分の時間」に引き戻したほうがいい。

ホリエモンは以前生放送のテレビ番組出演中にスマホをいじっていたことで軽く炎上したことがありましたが、これについても上のように語っています。1日24時間という有限の時間を、『今、この時間を何に費やすべきなのか』を考えることは、起業家として大事な資質のひとつですね。

教養を身につける。

ホリエモンのすごいところは、これだけ忙しい毎日を送っていながら『学ぶこと』を止めないところだと思います。

「教養」という幹なるものがあれば、枝葉となるさまざまな事象は全て理解できる。

このように語るように、自分が疑問を持ったことはとことん調べ上げる癖がつくと良いですよね。ちなみにホリエモンは小学生のときにブリタニカ百科事典を暗記するほど読んでいたそうです。そりゃあ頭も良くなるわ…。

これはホリエモンも言っていることですが、ビジネスにおいても表面的な情報やノウハウに頼って振り回されるのではなく、本質的な部分からしっかり理解し判断する知性を身に着けておきたいところ。そのためには、流行りのビジネス本を何冊も読み漁るより、人間の本質、ビジネスの本質が分かるような教養書を一冊読み込むと良いですね。

全ての仕事はスマホでできる。

私はこの言葉に非常にハッとしたわけですが、近年Apple製品の普及によって随分とPCによる仕事がはかどるようになりまし。私はApple信者なので昔からApple製品ばかり使っていて、Macbookairには本当に助けられています。

いやしかし…『PC1台で仕事を完結!』とか言っている時点でもしかしてもう古いのでしょうね。ホリエモンは、ほぼ全ての仕事をスマホで完結させているとのこと。確かに、本当にその通りだと思います。私も今の自分の仕事のなかで、『スマホでできないことはなんだろう?』と考えてみましたが、恐らくyoutubeにあげる動画の編集くらいかなと。

それ以外はスマホで完結できる。スマホで仕事ができるようになると、一気に色々なことが同時に進められるようになりますよね。今までなんとなく分かっていながらもどこか『ノートパソコン』に頼っていたような気がします。

仕事も遊びも、コミュニケーションも買い物も、スマホで全部事足りる世の中なのだ。

もうまさに。はい。ぐうの音も出ないです。今後はもっとスマホでサクサク仕事が進められるように意識を変えていこうと思いました。また、スマホで仕事ができるようになると、仕事のリズムが非常に良くなります。この『仕事を片付けるリズム』がとても大事なことなんだそうです。

まとめ

以上が、私が今回ホリエモンの新刊『他動力』を読んで気になったフレーズと自分なりの感想でした。ホリエモンの考え方は基本的に先進的すぎて普通の人は理解できないレベルに達していることは事実ですが、1人の起業家として見習わなければならない点が多すぎます。非常に勉強になることばかりです。

そして歯に衣着せぬ物言いや発言も、ホリエモンという1人のキャラクターであり魅力なのだと感じます。事実、普通の人が思っていても言わないことをどんどん代弁してくれるから、ホリエモンの本は売れる。日本にこういう人がいて良かったなと思いました。

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