SNSをいくつも運営していると、ついどれかひとつに偏ってしまい特定のSNSの更新が滞ってしまったりします。私も最近、Twitterばかり更新していてInstagramを更新できていなかったので、いっそのこと連携しよう!と思い立ちました。今回はInstagramとTwitterを連携させるIFTTTの使い方を解説します。
IFTTTとは?
今回解説する『IFTTT(イフト)』は、自由自在にアプリ間の連携を行うことができる無料ツールです。TwitterやInstagramだけでなく、あらゆるWEBサービスとの連携が可能です。なんと300通り以上のサービスが使えるそう。
ちなみに、海外のツールなので日本語対応していません。英語が苦手…という方はぜひこちらの記事を参考に進めてみてくださいね。
今回の解説では、私がTwitterとInstgramを連携したかったためTwitter-Instgram間の連携方法を解説しています。ですが、『Twitterを投稿したらInstagramにも同じキャプションで投稿する』などのように『○○に△△したら、××にも△△する』のような連携を行うことができます。
これらの○、×の箇所にはそれぞれ好きなウェブサービスを入れることができ、△の部分も選択することができるわけですね。それが300サービス以上あるので、組み合わせは無限大にあります。
このようなツールは情報発信者として非常に助かりますね。
なぜIFTTTが必要なのか?
その前に、そもそもなぜ『IFTTT』が必要なのか?というお話をしていきます。
Instagramにはデフォルトで『Twitterとの連携』もとい他SNSとの連携機能が付属しています。
このように、元々のInstagramの設定画面からTwitterに連携することができます。こうすることで、Instagramに投稿した内容がそのままTwitterに反映されます。
ただし、この連携方法では問題が発生します。
キャプションは表示されるのですが、画像が表示されない…。URLは表示されるのですが、肝心の写真が表示されていないですよね。これではTwitterの良さが半減してしまいます。見栄えも良くない。
そこで、IFTTT(イフト)を使います。イフトを使えば画像やキャプション、ハッシュタグも表示された状態で連携することができるので圧倒的に労力削減することができます!
ではまず、アプリをインストールしておきましょう。
App Store⇒ https://itunes.apple.com/jp/app/ifttt/id660944635?mt=8
Google Playストア⇒ https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ifttt.ifttt&hl=ja
IFTTTの使い方
『IFTTT』をインストールします。
最初に使い方の簡単な説明が始まるので、サッと目を通してサクサクスクロールしていきましょう。
FacebookかGoogle+でサインインします。
サインインが完了すると、トップページに遷移します。
右上の『+』マークをクリックすると、初めての場合は『Manage your Applets』というポップアップが表示されますが、気にせず『Next』へ進んでいきましょう。
すると、
- if
- this
- then
- that
と表示されています。ここからトリガーとアクションを設定していきます。
if(もし)、(これがこうなったら)、then(そのときは)、that(こうする)という意味で、
『this』はトリガー、『that』はアクションとして設定していきます。
『New Applet』を作成する画面が表示されますので、まずはトリガーを作成します。
ここでは、『Instramに投稿されたら』というトリガーを設定したいので、『this』をタップしていきましょう。
以下の流れで、Instagramのアカウントと紐付けていきます。
『this』のところにInstagramマークが表示されればOKです。
続いて、『that』をクリックして先へ進みます。thatはアクションなので、ここではTwitterのアカウントと紐付けていきましょう。
手順は以下の通り。今回は『Post a tweet with image(写真付きでツイートする)』を選択しましょう。
ここから先は、Tweetとの連携に関するより詳しい設定を行っていきます。
『Add Ingredient』というところをクリックすると、ツイートのテキストにどんな情報を含めるかを選択することができます。デフォルトで入っている『Caption』は、インスタに投稿するときに入力したキャプションのことです。
いくつか選択することができるので、必要な情報を選んでいきましょう。
- Url:インスタグラムの投稿のURL
- SourceUrl:写真のURL
- CreatedAt:投稿日時
- EmbedCode:埋め込みコード
それぞれお好みで選択したら、『Next』をクリック。
これでTweetとの連携も完了です。以下の画面をすべてパスしたら、IFTTTでの設定は以上になります。
実際に連携してみます。
さて、ここまでできたら実際に投稿してみましょう。
まずは、Instagramで投稿します。ハッシュタグもしっかりつけてシェア。
さて、Tweetはどうなっているでしょうか?
これがIFTTTで連携されたTweetです。ご覧のとおり、しっかり連携できています。画像もちゃんと表示されているし、ハッシュタグも表示されているし、InstagramアカウントのURLも表示されている…これはすごい!Twitterを見てくれたユーザーがインスタもフォローしてくれるかもしれないですね。
設定もまったく難しくないうえ、あらゆるWEBサービスを連携することのできるIFTTT。みなさんもぜひ試してみてはいかがでしょうか?
まとめ
今回は、画像やキャプション、ハッシュタグも表示された状態で連携することができるIFTTT(イフト)の使い方を紹介しました。兎にも角にも、まずはアプリをインストールしておきましょう。
App Store⇒ https://itunes.apple.com/jp/app/ifttt/id660944635?mt=8
Google Playストア⇒ https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ifttt.ifttt&hl=ja
設定が終わったら、あとはどんどんInstagramに投稿していくだけですね。これは便利!
DRM実践者は、自分を知ってもらう媒体が大いに越したことはないですから、IFTTTなどを有効活用し効率よく日々の発信を行っていけるよう心がけていきたいですね。私も今年はインスタがんばります。