現在メンテナンス中です。少々お待ちください。

起業後の手続きや申請が不安?税金や保険についてざっくり解説。

起業,手続き,申請,不安,税金,保険,解説

ブログやネット通販をはじめ、非常に起業がしやすい時代になりました。私の元にはこれまでに何度も『起業後の手続きや申請が不安』というメッセージをいただいていましたので、今回はそのようなご質問に答えていきたいと思います。

『起業後の不安』について

まずはじめに、『起業後の不安』があるのは、当然です。誰もが共通して言えることだと思います。

それはあらゆる『経験したことのないものに挑戦する』不安と同じです。ただ、初めてのことってだいたいなんでも不安で、恐怖心を抱くものですから『起業』が特別そうだというわけではありません。

しかし、起業は誰かに強制されるものでもなんでもなく、本人の自由意志の元で行われるべきです。ビジネスはほとんど人生とイコールなので、楽しくなければ続けることができないからですね。

なので、『起業後の不安が大きいので起業はしたくない…』という方はその気持ちが正解なので、やめておきましょう。起業後の不安はあるけれど、新しい一歩を踏み出してみたい!という方のみここから先を読み進めてみてください。

未来への不安はキリがない

まず、『起業後の不安がある』とご相談してくださった方にはいつも言っているのですが、未来に不安を感じるのは当たり前。ですが、未来のことなのでとめどなく妄想できちゃうわけです。未来のことは、まだ起きていないことなので、どこまで行っても妄想の域を超えることはできません。

しかし、妄想とはあなたの想像上の出来事なのでいくらでも膨らませることができてしまいます。そしていくらでも膨らませてしまうことができますが、そんなことはほとんどは起こりません。心配事っていうのは、取り越し苦労になることがほとんど。

『起こるかどうかも分からない妄想』に振り回されるくらいなら、想像しないほうがましですね。ある程度想定できるであろう現実的な問題点以外は、深く考えすぎても意味がないのでやめましょう。

逆に言えば、想像より良いことも、起こる可能性が充分にあります。人間ネガティブな生き物なので、なかなか未来に大いなる希望を抱きにくいものなのかもしれませんが、『未来』はいずれにしても、あなたが想像しているよりも良いことも悪いことも、起こる可能を秘めているといえるでしょう。

問題は起きてから考える。

じゃあ、未来への不安な感情をどのように受け止めるか?ということなのですが、これは私なりの答えがあります。『ほとんどの問題は、起きてから考えても遅くない』ということです。

私は大雑把な性格なので前もって充分な準備もせずに見切り発車してしまうのですが、それですごく困ったことがあったかというと、正直ほとんどありません。

敢えて挙げるならば、税金に関する知識がなさすぎて、会社員を辞めた次の年にすこし税金に苦しめられたくらいですかね(笑)あれも、もう少し『税金』について知っていれば前もって準備できたんでしょうけれど、誰も教えてくれなかったので最初はビックリしました。

まあでも、どんな問題も大概なんとかなるものです。

そもそも、税金や保険、年金、貯蓄、投資、ひいては起業のことなど日本の学校では一切教えてくれません。だから、私達日本人は経済的な知識が乏しいうえに、正しい概念を持たずして大人になってしまっています。

つまり、この国で生まれ育って教育を受けてきた私たちは誰もが『お金』に関することをなにも知らないまま起業しているんです。なので、不安や恐怖で心配になるのは、あなただけではないということです。

『個人事業主』という働きかたについて

私は3年前に会社員、2年前から個人事業主、そして今年は株式会社を設立しました。たった3年で色々経験できたわけですが、個人事業主として働くのはとくべつなことではないと感じます。

個人事業主なんて『個人事業主申請』という紙っぺら一枚提出すれば、誰だってなれてしまうのです。紙さえ提出すれば個人事業主になれるわけですが、所得税が一定基準を超えると確定申告が必要です。

それが、

  • 年間の所得収入が38万円を超えた場合

です。ちなみに、【売上ー必要経費=所得収入】という計算式になります。確定申告が必要ということは、すなわち所得税を支払う義務がここから発生するということですね。

また、主婦などで旦那さんの扶養に入られている方の場合、年間130万円以上の所得収入が発生した場合に、扶養から抜けて健康保険や年金を自己負担する必要が出てきます。129万円までは扶養のままでいられるということなので、そこまで最初のうちに心配しすぎなくても良いのだということが分かります。年間129万円って相当額ですからね!

心配なら専門家に相談しよう

ある程度の概要を頭のなかに入れておくと良いとは思いますが、お金に関する知識はあるに越したことはありません。

上でおおまかに概要を説明しましたが、あくまで一例なので、心配であれば税理士などの専門家に相談しに行きましょう。確定申告の時期になると、『無料相談会』というものが行われます。そこでは税理士さんが確定申告の初心者の方に丁寧にやりかたを教えてくれたりするので、ぜひこういう機会を活用していきましょう!

最後に

それでは、今回の内容をまとめてみます。

  • 『起業後の申請や手続きが不安』なのは当然だが、多くの場合、問題が起きてから考えても遅くはない
  • 確定申告や扶養を抜けるタイミングなどのおおまかな概要だけ頭の片隅に入れておく
  • 詳しいことや細かなことは、専門家に相談するようにしよう

以上になります。やはり、個人事業主や法人化に伴い、会社員のときには生じなかった手続きなど発生しますが、いずれも特段難しいこともなく普通に対処することが可能です。

なにより、起業は楽しいですし、明るいライフスタイルを手に入れることができます。当サイトでは、メルマガにて情報をお届けしています。ぜひぜひ登録してみてくださいね^^

目次