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“読まれるメルマガ”を書くために意識するべきこと5つ!行動を起こしてもらえるほどの共感を呼び起こそう。

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前回に引き続き、メルマガについて書いていきます。DRMをやっていく上でメルマガというのはすごく大事な発信媒体のひとつです。サイトの読者やSNSのフォロワーと比べてよりコアな発信をしていくコミュニティになっていきます。そのため、『読まれるメルマガを書く』というのは非常に大事なスキルになっていきますので、今回は読まれるメルマガを書く方法について5点ほどポイントを解説していきたいと思います。

“文章で思いを伝える”ことが大事なスキルになりつつある。

前回の記事では、『メルマガのリスト単価を上げる方法』ということで解説をしてみました。まだ読んでいない!という方はこちらもぜひぜひ参考にしてみてくださいね。

参考:メルマガのリスト単価を上げるにはどうしたら良い?読者様との信頼関係構築に努めよう。

なぜ私が2回に渡りメルマガについて触れているか?というと、昨今ではすべてのビジネスにおいて『文章で思いを伝える』というスキルがとても大切なものになりつつあると感じているからです。

その代表的なものは、LINEをはじめとするチャットツールの発達です。一昔前は遠くにいる人とのコミュニケーションはせいぜい電話で成り立っていましたが、メールやチャットの発展に伴いますます文章力が大事になってきています。

同じことを伝える場合でも、文章で伝えるのが上手な人と下手な人では人生レベルで損得が出てきてしまう時代です。特にここ数十年では主なコミュニケーションの方法は対面⇒電話⇒メール⇒チャットと明らかに変化してきていますよね。

ましてやDRMビジネスのようにインターネットを使って発信をしていく場合には尚更その傾向が強くなってきています。リアルで会うこともありますが、基本的にはブログ記事やメルマガなどのような非対面でのコミュニケーションがメインになっているからです。

このような時代背景を冷静に鑑みても、ますます『文章力』が大事になってきていると感じます。

ビジネスで使う文章力=行動してもらうことがゴール。

上の章で『文章力』という言葉を使いましたが、一言で文章力といっても色々な捉え方があります。

例えば小説家、例えばコピーライター、例えば作文。文章というのはありとあらゆるところで使われていて、『文章力』と言ってもその使いどころによって必要なテクニックは微妙に異なってきます。

今回の記事で取り扱う『文章力』はいわゆるメルマガなどで使う文章力です。メルマガというのは、ブログ記事の読者様が興味をもってくれて、一読者という立場からある意味『もっと深く情報を知りたい』という方々に向けたコアコミュニティ発信です。

さて、メルマガといっても色々な用途があるのでひとくちにまとめるのは難しいのですが、ここでいうメルマガはあくまでDRMサイト(情報発信メディア)で取り扱うメルマガです。要はビジネスライクな要素がある場合。そこにはゴールとして、なにかしらの行動を起こしてもらうという意図があるはずです。

つまり、ただ読んでもらうだけでなく、読んで、共感してもらって、ファンになってもらって、行動してもらう必要がある。ただの文章がそこまでひとりの人間を突き動かすものだと考えると、非常に高度なスキルだと思います。

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行動してもらえる文章は、イメージングが第一。

ここからは完全に持論ですが、結局のところ誰かに行動してもらうような文章を書くためには、より具体的にイメージングしてもらえるような伝え方をしていく必要があると思います。

人が行動を起こすときというのは、強烈に書き手の意見や理念に共感してもらわなければなりません。じゃあ、人がそこまでなにかに共感するのってどういうシチュエーションだろう?と考えると、これはズバリ『ストーリーテリング』を使うことで共感してもらうのが最も効果的だといえます。

ストーリーテリングというのは、そのままでストーリーを語るってことです。例えば、2人の人間が『起業家として生きたい理由』を説明しなければならないとします。

1人は、

私は起業家です。私はできるだけ人の役に立つ事業を起こし、たくさんお金を稼ぎたいです。起業家たるものとにかくたくさんお金を稼いで、その稼いだお金で新たな事業に投資を行うべきです。そうしてたくさんの雇用を生み出し、世界経済に発展したいと思っています。ぜひ私の事業に投資してください。

と説明したとします。

そしてもう1人は

私は起業家です。私は幼い頃に両親をなくし、それからずっと児童養護施設で育ちました。大人になったら、自分のような心の拠り所のない子供に十分な教育を受けさせる環境を整えることが長年の夢でした。だから、教育委員会の方針にレコ入れが入る今年、児童養護施設と教育を一体化させた従来の教育システムを一気に日本に浸透させることが私のミッションです。ぜひこの事業に投資してください。

という説明をしたとします。どちらがより多くの読み手の心を動かし行動を起こさせることができるでしょうか?

答えは簡単で、後者です。

なぜなら後者は、短い文章のなかに『なぜ起業したのか?』『なぜ自分がこの事業を起こしたのか?』『なぜ今なのか?』がしっかり理由として解説されているからです。また、起業家本人の生い立ちがストーリーとして展開されているので共感されやすいという特徴もあります。

前者は、なぜ起業したのか?なぜ自分がこの事業を起こす必要があったのか?がまったく分からないですよね。『私が起業しました。だから応援してね。』くらいのメッセージしか伝わってきません。これだと理念が他人に共感されないので、行動を起こしてもらえるほどのインパクトを残すことができないのです。

そもそも人はみな、誰かに貢献したい生き物です。だからすごく簡単に言うと、『自分が行動を起こす理由』を探している。こちらがその”理由”をきちんと提示してあげることで、気持ちよく行動を起こせるようにしてあげることができますね。

このように、これからの時代は、ストーリーを語ることで『共感される文章を書けるかどうか』ですべてが決まるといっても過言ではありません。

より具体的にイメージしてもらえる文章の書き方。

さてここからは、いよいよ『イメージを想起させて行動を起こしてもらう文章の書き方』について解説していきます。少し難しいところもあるかもしれませんが、繰り返し練習していくと慣れてくるので、しっかり読んで実践に落とし込んでいってくださいね。

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1.インパクトがあるorベネフィットが提示されているタイトルをつける。

良いメルマガの第一条件は、『思わず開封してしまうタイトルをつけられるかどうか』です。タイトルがパンチのない無難な感じになってしまうと、そもそも開封されないというリスクがあります。

なので、気になるタイトルをつけることがとても重要です。

そのためにはぱっと見た感じでインパクトがあるか、もしくは分かりやすいベネフィットがあるかのどちらかでタイトルを考案してみてください。あまりにもパンチのないタイトルをつけてばかりいると、本当に読まれなくなっていくので注意が必要です。

自分がメルマガを読む立場になってみて思うのが、メルマガを読んでもらうということは誰かの時間をたった数分でも奪うということなんです。だから、よほど魅力的なタイトルでないとそもそも読んでもらえないものだという自覚はしっかり持っておきましょう!

2.理想や理念を自分の言葉で語る。

メルマガは、基本的に『自分が掲げる理想の未来に一緒に行ってくれるメンバーとのコミュニティプレイス』だと考えておきましょう。つまり、あなたが自分の理念をハッキリ提示していないと、メンバーの向かう方向がはっきりしなくなり、段々と反応が薄れてくるということです。

その点に関しては、メルマガを書き始めるまえにしっかりコンセプトを練ることが大事です。

  • このメルマガを読むと読者はどうなれるのか?
  • このメルマガを読むことでなにを得られるのか?
  • どんな未来が待っているのか?

これらのことをきちんと伝えることが大事です。コンセプトもなく、なんとな〜く書き始めない方が良いですね。

あなたが自分の理想や理念を語るときには、ありきたりな言葉でなく自分の言葉で独自の理念を語るようにしていきましょう。この部分が他との最大の差別化になるわけだし、あなたらしさが1番出るところなので、きちんと固めておいてください。

例えば私のメルマガでは、7通のステップメールを『7色の虹』にたとえて、毎通のなかでカラーコンセプトを提示しています。そうすることで全体的にまとまりが出て、スッと頭に入ってきやすいし、なんとなく全部読まないとすっきりしない感じは出ると思います。

良ければぜひ参考にメルマガも読んでみてくださいね!

3.より具体的に書く。

文章を書きなれない、またはあまり文章が上手でない人の特徴として、『すべての言葉が抽象的で響かない』というものがあります。下手ではないんだけど、なんか響かない・刺さらないという人はたくさんいます。

この理由は、具体的に書けていないのが原因だと私は思っています。例えば、『ゆったりとした朝のひととき』を文章として表現する必要があったとします。この場合、

私は朝はゆっくり起きてきて、大好きなコーヒーを飲みながら椅子に座ります。一息ついたらテレビをつけて、朝のニュース番組を見ながらボーっと今日1日のスケジュールについて考えます。

と言うよりも

私は毎朝8時に起き、眠たい目をこすりながら大好きなBlendyを飲んで、ソファに座り一息つきます。少し目が覚めてきたらZIP!をつけてボーっとしながら、『今日の夜ご飯はなにをつくろうかな…』などと考え事をします。

と、これくらい具体的に書いた方が読者の頭のなかに入っていくわけですね。なぜかというと、りひとつひとつを具体的に表現することで、読み手もより具体的に想像してくれるからです。

コーヒーとか椅子とかテレビとかニュース番組というのは抽象的な言葉なので、文章を読んでもあまりピンとこないし、表面上でしか理解してもらえません。対して『Blendy』や『ソファ』や『ZIP!』などはすべて固有名詞なので、より具体的にその場のイメージを膨らませてもらうことができます。

その場面をより具体的にイメージしてもらうことで『共感』が生まれ、行動を起こしてもらうことができるわけですね。

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4.読みやすい改行や変換を意識する。

私自身はこれを非常に意識してメルマガを書くようにしています。文の改行や漢字変換のひとつひとつで、読み手のストレス度合いは全然違ってきます。これは本当に意識した方が良いです。

長い文章を書くためには章、節、句読点などの”区切り”を明確にしてあげること。また一文はできるだけ完結に短めにして、接続詞を的確に使ってあげることでスムーズに読めるようにこちらが細心の注意を払うことが大事です。

あとは、ぱっと見た感じで『改行がなくて読みづらそう』とか『漢字が多すぎて(少なすぎて)読みづらそう』と思われたら、一瞬でメールを閉じられてしまいます。

文章全体の構成とビジュアライゼーションには気を使いましょう。

5.起こして欲しい行動は具体的に説明し、理由も書く。

メルマガの一通一通に、なにかしら起こして欲しい行動を明記していきましょう。例えば『このメルマガに返信する』という行動を起こしてもらう場合でも、やみくもに

『では、行動力を鍛えていきましょう!まずは今日からこのメルマガに返信してくださいね!お待ちしています。』

ではなく、

『メルマガに返信するという行動はとても小さなことですが、このような小さな行動の積み重ねが最終的な大きな成果を生み出すエネルギー源になっていきます。しかし、最初から大きな行動を起こして成果を挙げられるのは一握りの天才だけです。これまで大きな成果を出してきたすべての成功者達は、最初は小さな小さな行動を習慣化することからスタートしました。なので◯◯さんも、今日からぜひ小さな行動を習慣化することからはじめてみませんか?』

と、いうように。

とにかく丁寧に『読者がどの行動を起こすと良い理由』と『行動を起こしたあとのベネフィット』を提示してあげましょう。そうじゃないと、わざわざ労力を使って行動を起こそうろいう気にならないからです。

こういうところをつい雑にしてしまっている人は本当に多いので、気をつけてくださいね。

まとめ

さて、今日は『読まれるメルマガを書くために大切なこと』を5つ厳選してお送りしてまいりました。まとめると『読み手にストレスを与えないこと』だと思っています。

いかにスムーズに読んでもらうかということと、いかに具体的にイメージしてもらるかどうか。

とりあえずはこの2つをおさえることができれば、一生懸命書いた文章を読んでもらい、かつ行動を起こしてもらうことができるのでぜひ参考にしてみてくださいね。

次回の記事では、神話の法則を使ってストーリーを語る方法も解説していきます!

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