いざ情報発信をはじめよう!と思ってもまず最初に立ちはだかるのは、『どういうサイトタイトルつけたら良いの?』という疑問。私の主催するオンラインサロンから情報発信サイトを運営しているメンバーもいますが、皆さんサイトタイトルを決めるところで必ず躓きます。そこで今回は、情報発信用サイトのタイトルをつけるときに大事なポイントをいくつかご紹介していきます。
目次
情報発信メディアにおけるサイトタイトルは重要
言うまでもないことですが、情報発信メディアをつくる際にサイトタイトルはとても重要です。私も普段そうですが、インターネット検索で記事がヒットすると『このサイトはなんのサイトだろう?』って絶対に確認します。それで、『信用に値するサイトかどうか』ってやっぱり確認しますからね…。
普通の個人の方は運営するブログ(例えばアメブロやシーサーブログのようなもの)は、わざわざ頭を捻ってブログタイトルを考える必要はないと思いますが、いちビジネスとして情報発信メディアを立ち上げる際には多少のコンセプトのようなものはやはり大事かなと思います。
ますますITリテラシーの高い人達が増えつつある現代において、ネット検索で出てきた情報を『無条件に鵜呑みにする』人のほうが少なくなってきています。もっと言うと、基本的には疑いの目で記事を読まれていると思ったほうが良い。
そんな時代に誰が書いているかも分からない、正体不明の管理人が運営しているブログの内容を信じてくれる人はいないと思っておきましょう。いたとしてもそれはきっとあなたの理想のクライアントさんにはなりえないはずです。
だからこそしっかりとターゲットを考えることと、魅力的なサイトタイトルをつけることは大切だと思っています。以下に、情報発信メディア運営の際に絶対欠かせない『ペルソナ設定』の方法や具体例を解説しています。よかったらこちらもぜひご参照ください。
参考:情報発信ビジネスにおけるペルソナ戦略とは?|ターゲット顧客を具体的に設定しよう。
ポイントその1.ターゲット(ペルソナ)をはっきりさせる。
まず最初にやるべきは、『ターゲットをはっきりさせる』ということだと思います。これをやらずして配信をはじめることは、ゴールがどこか分かっていないのに走り出すいわゆる“見切り発車”と同じです。
これからあなたが情報を発信していく際に、どんな人に届けたいのか?どんな人に刺さって欲しいのか?自分の商品を手にとって欲しいのは誰か?ということをできるだけ具体的に考えることが大事です。
ビジネスをはじめた最初の頃は、自分の商品が売れる実感がないので『とにかく誰でも良いから買ってくれたら嬉しい』という思考になりがちなのですが、結局自分の理想ではないクライアントさんに囲まれても後々苦しくなることは目に見えています。
ぜひ情報発信を本格化させる前に、しっかりとペルソナを設定しペルソナに向けた発信を心がけるようにしましょう。
ポイントその2.自分らしさを出す。
情報発信メディアを運営する際には自分らしさが出るようなメディアにしましょう。それは、サイトタイトル然り、サイトデザイン然り、発信内容然り、なにもかもです。特にサイトデザインやサイトタイトルは、直感的に判断されやすい部分なのでできる限り洗練されたものにしていくことが大事です。
単純な話にはなりますが、発信者であるあなたがどちらかというとドライでクールな雰囲気なのにやたらとハイテンションなサイトタイトルだったり、逆に、普段はテンション高めで明るい性格なのに、サイトタイトルだけやたらクール、みたいなギャップが生まれないようにしましょう。
例えばあなたが普段見ているブロガーイベントに行くとして、普段の発信ではホンワカゆるふわ主婦ブランディングをされている方が、イベントで実際に会ったらものすごい言葉遣いが悪くて、強面で、威圧的だったらどう思いますか?『あれ?こんな人だったっけ?』って思いますよね。もっと言えば、騙されたという気持ちにさえなると思います。
人は、統一性のない情報に無意識に違和感を感じる生き物です。違和感を感じられるとそれは信頼関係のゆらぎにつながりますし、信頼関係が構築できていない人から商品は買ってもらえない時代になっていきます。
ぜひいかなるときもあなたらしい発信を心がけましょう。
ポイントその3.メッセージ性を出す。
サイトタイトルを考えるときには『そのメディアでどんなことを発信しているのか』が一目でわかるようなものを考えましょう。
サイトタイトルを決めるときになんか格好良くてスタイリッシュなものにしたくなる気持ちはよく分かるのですが、例えば、『Just Now.』とかって書いてあっても、パット見『なんのサイト?』ってよく分からないですよね。
もちろん、芸能人のアメブロとかだったらサイトタイトルは別になんでも良いんです。彼らはただや日常を綴ってアクセスを集めることが目的なのであって、決して集客やビジネスに繋げるというものではないわけですから。
だから、格好いいとか可愛いタイトルにすることも念頭に入れつつ、しっかりメッセージ性を意識していきましょう。もしもブログやメディア運営のことを中心に発信するサイトであれば、『DRM』とか『メディア運営』とか『PC1台から』とか『ノマド』とかそういう単語をひとつ使ってあげるだけでも、なんとなくイメージ湧きますよね。
ポイントその4.抽象化しすぎない。
上のとも少しかぶるのですが、あまりサイトタイトルを抽象化しすぎないようにしましょう。もちろん情報発信者としてのステージ感があがっていけばどんどん発信内容やサイトを抽象化してもアクセスやお客様が集まってくるようになるので、そういったステージになったら変更するのは全然アリだと思います。
あ、言い忘れていましたが、サイトタイトルはステージ感に応じて変更しても全然問題ないです。事実、ここまでで私は2回変えています。『あとから変えても良いんだ』と思うと少し気が楽になると思うので、あまり悩みすぎなくてOKです。
話を戻して、サイトタイトルは抽象的になりすぎないように注意が必要です。よくありがちなのは、
LIFE is beautiful!自分らしく輝いて人生を楽しむ方法!
のようなもの。もちろん悪くないのですが、『beautiful』『自分らしく輝く』『人生を楽しむ』ってどれもめちゃくちゃ抽象的ですよね。大切なことは、『beautifulってなにか?』『自分らしく輝くってどういうことか?』『どうやって人生を楽しむか?』を自分の言葉で定義することなんです。
だから例えばですが、
LIFE is Art. メディア集客を学んで毎日をDesignしよう。
とかのサイトタイトルにしてみると、
- 『Art』や『Design』というキーワードでスタイリッシュさを演出できる。
- 『メディア集客のサイトなんだ』ということがわかる。
- 『毎日をDesignしよう』というメッセージで、”脱会社員”的な要素がにじみ出る。
あくまでサンプルではありますが、ぜひ参考にしてみてください。
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。ここまでの内容をまとめてると、良いサイトタイトルの定義は
- ペルソナがはっきりしていること。
- 自分らしさが出ていること。
- メッセージ性があること。
- 抽象的すぎないこと。
の4つだと思っています。ぜひ最高の情報発信メディアができるようにトライしてみてください。正解は存在しないので、あとはご自身が納得されるタイトルに出会えるととても良いですよね^^
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