WordPressを自分でカスタマイズしているときに致命的なエラーを犯してしまい画面真っ白…というのはよくあること。しかし最初は元に戻す方法がわからなくて、頭が真っ白になってしまうと思います。今回はFTPソフトを使ってカスタマイズエラーを即復元する方法を解説します。
カスタマイズ中に画面真っ白!
WordPressのカスタマイズには、「いじるときにはよく注意しなければならないファイルがいくつかあります。」header.phpやfunction.php、single.phpなどがその最たるものです。style.phpは大丈夫。
これら主要なファイルをカスタマイズするときにはあらかじめ準備をしておきましょう。
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上の記事での解説にあるように、あらかじめテキストエディタにファイルをまるっとコピーして貼り付け。そのまま保存しておくことが大事です。そうすれば、エラーを起こしても最悪それを(エラーが起こる前のコードをそのまま)コピペすれば直ります。
[box class=”box32″ title=”おすすめテキストエディタ”]ちなみに、私はテキストエディタはAtomを使っています。色々と試してみましたがAtomが1番使いやすかったです。Macユーザーには特におすすめですね。https://atom.io[/box]
ガチでエラーすると「隣のタブ作戦」が通用しない。
基本的に小さなエラーであれば、隣のタブにエラー前のコードを開いて表示させておけば、多少エラーが起きたとしてもすぐにコピペできるのが解決します。しかし、ガチなエラーになると(エラーにもレベルがあるようです)隣のタブ作戦が通用しなくなります。
例えばこんなかんじ。
こうなってしまうと開いておいたはずの隣のタブにもエラーが出て、「隣のタブ作戦」がまったく通用しなくなります。初心者の方にとっては世界が終わったような気持ちになると思いますが、ご安心を。
ガチなエラーでもFTPソフトを使うとカンタンに解決することができます。
FTPソフトを使って真っ白エラーを解決する。
ここからはFTPソフトを使います。以下の記事を参考に、まずはFTPソフトからあなたのサイトのサーバーにログインします。
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そうすることでまず、サイトを設置しているサーバーのなかに入ることができます。続いて右側リモートサイトのほうで「お使いのドメイン名>public_html>wp-content>themes>お使いのテーマ名」の順番で進んでゆきます。
phpファイルがずらっと並んでいるので、その中からガチエラーを起こしたファイルを「ローカルサイト」にダウンロードします。
[memo title=”MEMO”]FTPソフトでファイルをリモートからローカルにダウンロードする際にはダブルクリックかドラックアンドドロップでok。
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これで今、ローカルサイト(PC)のなかにはそして、さっきカスタマイズ前にテキストエディタにコピーしておいた、「エラー前のコード」と「エラー後のコード」が両方存在している状態になっています。
なので、「エラー後のコード」を「エラー前のコード」に書き換えて、再度リモートサイトへ戻す、という作業を行うだけです。そうすると、ダッシュボードに入れなくともサーバー上だけでコードの書き換えを行うことができます。
小技
小技です。
FTPソフトでコードを編集したいときには、上で解説したように一度ローカルにファイルをダウンロードし、編集して再度リモートに戻すというやり方が一般的ですが、実はもっと効率の良い方法があります。
編集したいファイルの上で右クリック。
メニューのなかから「表示/編集」をクリックします。すると自動的にテキストエディタに移動し、その場で編集することができます。これを使いこなすことでダウンロード⇔リモートサイトへというやりとりがなくなり大幅に時間を効率化できます。
ぜひ試してみてくださいね。