「自分の強みを知る」オススメの2つの方法と、強みを仕事や就活に活かすために【コラム】

自分のことって意外と自分で知らなかったりしますよね。今回は自分自身の強みを知る方法と、強みをこれからの仕事に活かす方法を解説していきます。

「自分の強みを知る」おすすめの方法2つ!

1.エムグラム診断

まずは、「自分の強みを知る」方法としておすすめの方法を2つほど紹介していきます。私的に、ライト版とスタンダード版と勝手に名づけているものがあって(笑)まずはライト版から。それがこちらです。

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それが、「エムグラム診断」です。自己分析ツールは色々とありますが、そのなかでもエムグラ無診断の正確性は群を抜いていると言われています。記事内でも紹介していますが、

上場企業を含む9000社以上、延べ1000万人以上の性格データに基づき分析するので、極めて精密に分析できる
参照:http://rocketnews24.com/2017/05/10/898393/

だそうです。私もやりましたが、かなり当たってます。つらい程当たります。ぜひやってみてください。

エムグラム診断のやり方は非常に簡単で、全部で105問の質問に答えていくだけ。直感で答えていけば良いので、意外と簡単ですよ。所要時間はだいたい15〜20分くらいかと思います。

診断結果には、一目で分かるものと詳細な診断結果の両方を見ることができます。

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色々な自己分析ツールがありますが、この「エムグラム診断」はオススメなのでぜひぜひやってみてください。

2.さあ、才能に目覚めよう!

続いてご紹介するのは、『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす』という有名な本です。ストレングスファインダーとも呼ばれています。

タイトルの通り、自分だけが持っている才能を見つけよう、というものですね。じゃあ、なぜこの本が素晴らしいか?というと。「欠点に目を向け、克服しようと努力すること」ではなく「自分にしかない才能を見つけ、徹底的に伸ばそう」ということを、終始主張しているところ。

この本には“ストレングスファインダー”という自分だけの強みを見つけるためのアクションプログラムもついています。実践者によって、5つの「長けている能力」が分かります。私の場合、以下の5つの能力に長けているとの結果が出ました。

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  1. 未来志向

    未来に魅了される。
    実現できる未来に希望を抱き続ける。
    未来に起きることが見える。先見性に富む。

  2. 戦略性

    未来に起きる生涯を把握することに長けている。
    そのなかで、リスクの高い道を排除し、
    成功への近道を自分で見つけ出すことができる。

  3. 最上志向

    自分の強みを磨きたいという欲求。
    自分を型にはめたり、弱みを克服する環境を嫌う。
    自分を伸ばしてくれる人とだけ付き合いたい。

  4. 個別化

    どんなひとと付き合うときも、個性を重視する。
    その人特有の個性を観察する能力に長けている。

  5. アレンジャー

    色々な状況のなかから、
    最善策を模索、構築する才能がある。

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などです。これだけ見ていると凄い人間みたいですが、強みを見つけるプログラムなので誰がやっても素晴らしい結果になります(笑)ぜひやってみてください^^

強みと弱みのどちらにフォーカスして仕事を探すべき?

さて、この本では興味深い研究結果を発表しています。

人間は、強みと弱みのどちらにフォーカスするべきか?」という質問に対し、「強みに着目すべき」と答えたのはアメリカ人の41%で、これが世界最高値です。(調査対象:アメリカ、フランス、イギリス、カナダ、日本、中国)

これに対し、日本人は、たったの24%です。世界最低値です。これで分かることは、日本人の76%の人々は「弱みを知ることが成長につながると信じている」ということ。

しかし、人間が本当に成長するのは自分の得意分野で能力を発揮したときなんだそうですね。

私達日本人は特性上、自分の弱みを知ると、「伸びしろがある」と思い、克服しようと努力します。しかし“弱み”をどれだけ補い、克服し、磨きをかけたとしても圧倒的な能力を発揮することはできません。

元々は「苦手」なのだから、努力してもせいぜい人並みだと、この本では言い切っています。弱みを克服しようと努力するくらいならば、強みを徹底的に磨いた方がよっぽど効率的ということです。

なぜ、「強み」を磨くべきなのか?

ではなぜ、ひとは「強み」を磨くべきなのか。これは私の考えを書いてみます。

私は、人の長所と短所は表裏一体だと思っています。強みというのは同時に弱みであり、弱みというのは同時に強みでもあるんです。だから「短所を直そう」という行動は、実はそのなかで、その人特有の強みも一緒に消し去ってしまいます。

このことに気がついていないひとがすごく多いと思います。

だからよく、会社員になって上司や先輩に叱られたり、社会の荒波に揉まれてすっかり性格が丸くなってしまった方を見かけますが、往々にして「個性的で変わり者だったときのほうが面白かった」というか。まあ、社会人あるあるですよね。

弱みを克服することは、イコール強みを消滅させることですから、無理に自分の短所に目を向けない。短所があったとしても、それは長所の裏返しですから、長所を伸ばすように意識してみましょう。

短所は、どれだけがんばっても人並みにしかならない。だったら、長所を徹底的に伸ばす考え方にシフトしていきたいですよね。

強みを行かせる仕事をしよう。

人生は短いです。自分の短所に目を向けて、せっせと「マイナスをゼロにする作業」をしている時間などない。「プラスをプラスたらしめる」活動をするべきだし、それを行かせる仕事に就くべきだと思います。

あ、これ向いてないなって思ったら、できるだけ早く自分に向いた職業や働き方を見つけた方が良いと私は思います。

でも、自分の「短所」って意外とすぐ分かるんですが、「長所」って見つけにくいですよね。そんなときにはぜひ上でご紹介した「エムグラム診断」や「ストレングスファインダー」を使ってみてください。

実は、弱みは、強みの源泉であることがほとんどですから、弱みにばかり目を向け、強みを見失わなわず、そしてできれば、自分の強みを思い切り活かせる仕事につきましょう。