UTAGE(ウタゲ) のオートウェビナーとは？機能と使い方を解説

マーケティングを自動化することができるオールインワンツール、UTAGE。

その機能の一つにオートウェビナーがあり、動画を使ったマーケティング手法を使う人たちの間で利用されています。

しかしながら、オートウェビナーを使ったことのない人の中には、うまく使えるか不安に思う人もいるでしょう。

今回は、UTAGEのオートウェビナーに関して、オートウェビナーがどのようなものなのかといった基本的なところから、その効果的な使い方まで分かりやすく解説。

これを読めば、UTAGEのオートウェビナーの知見が広がり、マーケティングに活かすことができるでしょう。特にUTAGE初心者の方、オートウェビナーを使ったことのない方は必見です。

それでは早速みていきます。

オートウェビナーとは？分かりやすく解説

オートウェビナー (自動ウェビナー) という言葉はよく耳にしますが、実際にはオートウェビナーがどのようなものを指すのかはっきりと理解できていない人もいるかもしれません。

まずはオートウェビナーの概要を理解することから始めましょう。

オートウェビナーとは、あらかじめ設定しておいた動画を特定のスケジュールに従って自動で配信し、ユーザーが見ることができるようにするマーケティング手法です。

Web上でオンラインで行われるセミナーをウェビナーと呼び、それが自動で決められた時間にユーザーに届くので、オートウェビナーとされています。

リアルタイムで行われるものは、ライブウェビナーと呼ばれます。ライブウェビナーと異なり、オートウェビナーはプレゼンターがその場にいなくても成立します。

オートウェビナーは、デジタルマーケティングの発達とともにより注目を浴び、一般的にもなっていますが、そのメリットとデメリットについても把握していきましょう。

UTAGEのオートウェビナーのメリット3選を解説

UTAGEに限定せず、オートウェビナーのメリットとしては、次のようなものがあります。

オートウェビナーの最大のメリットとして挙げられるのが、毎回ウェビナーをしなくてもよくなることです。

一度動画を録画しておけば、後はそれを設定に従って配信するだけなので、リアルタイムのライブウェビナーと比較すると、手間や時間の削減になります。

個別に毎回、ウェビナーの準備をする必要もありません。

これによりコンテンツ作成者は、空いた時間を他の生産性の高いことに使うことができます。

ただ、必ずしも永遠に同じ動画を使い続けなければならないわけではないので、情報のアップデートや創意工夫を加えたいタイミングで、動画の差し替えは可能。

また、動画を情報伝達に使用するため、文字だけで何かを伝えようとするよりも、何倍もの情報量を扱うことが可能です。

サービス提供者の熱意や商品のデモンストレーションなど、その場の熱量や臨場感、動きが重要視されるようなコンテンツであるほど、文字媒体より動画の方が適しています。

また、設定によって、配信のタイミングを調整できるため、こちらの意図や都合に合わせて動画をユーザーに届けることができます。

最近は、動画視聴習慣のある層も増えているので、動画を使ったアプローチは非常に効果的。

オートウェビナーには、そのような背景も踏まえて利用者が集まっているのかもしれません。

デメリットと対策 UTAGEのオートウェビナー

オートウェビナーには、上記のような様々なメリットがある一方で、デメリットには、以下のようなものがあります。

デメリットを一つずつ解説していきます。

まず一つ目の、構築の手間ですが、オートウェビナーは最終的にはウェビナーをやる手間は省けますが、初めて間もない、まだシステムに慣れていない人は、構築に手間がかかります。

最初はデータが少ない中で手探りでやる不安もありつつ、細かな微調整が必要なため、構築に心理的なハードルがある人は注意が必要です。

一度設定してしまえば、他より圧倒的に楽なのは変わりません。

構築までの手間の削減として、自分がやる必要のないことを外注化することも大切です。

デメリットの二つ目として、動画のリアルタイムセミナーと比較して、やや臨場感に欠けるという場面はあります。

どうしても双方向的なコミュニケーションが難しいため、リアルで人とやり取りしている感覚が必要な方にとっては物足りないかもしれません。

ポイントとしては、リアルタイムの動画と録画した動画との差分を埋めるつもりでオートウェビナーに用いる動画の作成をすると良いでしょう。

視聴者に語りかけたり、視聴者が疑問に思うであろうことを汲み取って共感したりすれば、一方的にただ動画が流れているという印象を和らげることができます。

テンポの良い場面転換やアニメーションなど、飽きずに動画を見終わることができる工夫を散りばめるのがコツです。

オートウェビナーの作り方に不安がある方は、競合の動線を確認することをおすすめします。

内容を丸パクリするのは良くありませんが、他の販売者が行っている内容を大まかに把握して、自分が作る際の参考にしてみると良いでしょう。

【全体像】UTAGEのオートウェビナーの流れを紹介

オートウェビナーに関するメリットとデメリットを把握できたところで、続いてオートウェビナーの流れに関してお伝えしていきます。

一般的に、UTAGEでオートウェビナーを利用する際は以下のような流れの場合が多いです。

• LINE・メルマガ登録
• プレゼント配布
• セミナー告知
• セミナー募集
• 申し込み
• セミナーリマインド
• セミナー開催
• 個別相談
• クロージング

まずは、プレゼントの配布と引き換えにLINEまたはメルマガの登録を促します。

リストをとった人に対して、クローズドな場でセミナーに関する告知を実施。その後、ステップ配信などでセミナーを募集し、申し込みをしてもらいます。

当日になると、セミナーを開催。これがオートウェビナーに当たり、ここまでのオートウェビナーを利用する流れは、UTAGEにおいて自動化が可能です。

その後、個別相談の機会を設けるなどして、クロージングに至ります。

全ての動線がこのようなわけではなく、個別相談などを行わない場合も存在し、その場合は完全な自動化が実現可能でしょう。

設定方法を解説 UTAGEのオートウェビナーの始め方

それでは、いよいよUTAGEでオートウェビナーを利用したい方に向けて設定方法を解説していきます。

UTAGEでオートウェビナーを利用する際は、オートウェビナーをファネルに追加する必要があります。

• ファネル
• 「ファネル一覧」の該当ファネル
• 「ページ一覧」の該当ページ
• 編集

上記の順番にクリックしていくと、ページ編集画面に移動することができます。

そこで、追加したいものを選択して、ページに追加していきます。

UTAGEで追加することができる機能には以下のようなものがあります。

カウントダウンをうまく活用することで、ユーザーの登録を後押しすることができます。

詳細な設定として、登録フォームには2種類あります。

• ステップ配信: 登録した後すぐに配信する
• リマインド配信: 参加日前日に配信する

両者を必要に応じて使うようにしましょう。

UTAGE オートウェビナーに関するよくある質問

最後に、UTAGEでオートウェビナーを利用するにあたってよくある質問をまとめておきます。

UTAGEを始めて使う人は、これらを確認しておくことで、不安なくスムーズにUTAGEの利用ができるようになるでしょう。

Q. オートウェビナーはいくつ作れる？

A. オートウェビナーを作成できる数は、UTAGEのプランによって異なります。

UTAGEには気軽に利用できるライトプランと、UTAGEの機能をフル活用できるスタンダードプランが存在。

それぞれを比較すると以下のようになります。

表からもわかるように、ライトプランの場合は、オートウェビナーが5個までなので、オートウェビナーをたくさん使いたいという人はスタンダードプランを選ぶことをおすすめします。

Q. オートウェビナーの利用にお金はかかる？

A. オートウェビナーの利用に追加料金はかかりません。

オートウェビナーは、UTAGEに備わっている機能のため、オートウェビナーを利用することによって追加で費用が発生することはありません。

ただし、そもそもUTAGEのプランに入っている必要があるため、ライトあるいはスタンダードプランの料金は支払うことになります。

まとめ

最後に、今回の記事の内容をまとめます。

オートウェビナーは、あらかじめ設定しておいた時間を自動で配信することで、ユーザーに対して教育や購買意欲を高める効果をもたらすマーケティングの手法の一つ。

リアルタイムのセミナーと異なり、毎回セミナーを行う手間が省けるため、時間と両力の削減が可能で、かつ適切なタイミングで顧客に対して動画を送ることができるので、より効率的なアプローチが可能です。

UTAGEの機能としてライトプラン・スタンダードプランともにオートウェビナーが組み込まれているので、UTAGEの導入によって、管理から一括してオートウェビナーの利用ができます。