知識と経験をお金に変える!売れる情報商材の作り方と売り方を解説

- 情報商材って売れるの?
- 何から始めれば良い?
- 具体的な販売方法や手順は?
情報商材を始めたいと思っているものの、「何から手をつければいいのか分からない…」と悩んでいる方は少なくないでしょう。
実際、まだ販売経験がなかったり、周りに経験者がいないと、具体的なイメージが湧きにくいものです。
そこで本記事では、“売れる”情報商材を作って販売するまでのステップを、プラットフォームの選び方や販売戦略まで含めて、わかりやすく解説していきます。
これこの記事を読めば、情報商材を売るために必要な全体像をしっかりと理解できるようになります。
【6ステップ】売れる情報商材の作り方

情報商材は、やみくもに作り始めても売れる内容にはなりません。
実際に手を動かす前に、まずは競合やターゲット層とニーズと分析することが成功の秘訣です。
ここでは、売れる情報商材を作るための流れを6つのステップに分けて解説していきます。
- ジャンルを決める
- ニーズを把握する
- 自社商材の強みを明確にする
- コンテンツの形式を決める
- 商材に落とし込む
- アフターフォローをつける
ジャンルを決める
どれほど優れた情報でも、そもそも関心を持つ人が少なければ売れません。
情報商材、およびコンテンツビジネスの世界では、「悩みの深さ」が需要に直結します。

まずはそのジャンルに「お金を払ってでも解決したい悩み」があるかを見極めることが重要です。
たとえば「お金」「恋愛」「健康」「仕事」など、人が日常的に強い関心を抱くテーマは、購入意欲も高まりやすい傾向があります。
これを「HARMの法則」といいます。
HARMの法則とは、以下の4つの人間の根本的な欲求に基づいた考え方です。
- H:Health→健康
- A:Ambition→夢、キャリア
- R:Relation・・・人間関係、恋愛
- M:Money・・・お金
HARMの法則は、よくある人間の悩みを上記の4種類に分ける法則です。
これらの欲求を満たすことができるビジネスは、多くの人に共感されやすく、支持を集めて成功する可能性も高くなります。
また、単に流行に乗るだけでなく、「自分の経験や知識を活かせるか」という視点も非常に重要です。
たとえば、「副業で実際に稼いだ体験談」や「自分が成功したダイエット方法」などは、自分自身のストーリーを盛り込むことができるため、他の商材と差別化しやすくなります。
仮に専門家でなくても、過去に自分が悩んでいた経験や、そこから得た気づきや改善策を言語化できれば、それは立派なコンテンツになります。



「自分が語れること」と「市場が求めていること」が交わる点を見つけましょう。
ニーズを把握する
「こんな内容ならウケるだろう」と思いつきだけで作っても、それが本当に求められているとは限りません。
売れる商材の裏には、必ず解決したい悩みがあります。
たとえばSNSやYahoo!知恵袋を使えば、実際の検索キーワードや投稿内容から、「何に困っているのか」「どんな情報が不足しているのか」が見えてきます。
一方で、ニーズを深掘りしすぎて「マニアックすぎるテーマ」に寄ってしまうと、市場が極端に狭くなるリスクもあるため、注意が必要です。



市場性と悩みの深さのバランスを見極めながら、「買ってでも知りたい!」と感じる切実なニーズを掘り出すことがポイントです。
また、かつて自分自身が悩んでいたこと、解決方法が見つからずに困っていたことは、他の人にとっても価値ある情報になり得ます。過去の自分に届けたいと思える内容こそ、もっともリアリティがあり、刺さるコンテンツです。
「私のことだ…!」と思わせるような、リアルな悩みの捉え方が、商材の価値を大きく左右します。
自社商材の強みを明確にする
ニーズが明確になったら、次は「自分の情報商材で何を提供できるのか」を言語化する段階です。
どんなに需要があるジャンルでも、他の商材と同じような内容では選ばれません。差別化のためには、あなたの商材が持つ独自の価値を打ち出す必要があります。
強みを洗い出す際には、まず自分の経験・知識・実績を棚卸ししましょう。
また、自社商材の強みを際立たせるには、以下の3点に注目すると整理しやすくなります。
- 誰に向けた商材か(ターゲット)
- どんな未来を提供するか(ベネフィット)
- 他の商材にない特徴(差別化ポイント)
たとえば、「初心者の主婦でも取り組めるインスタ集客術」といったように、ターゲットと提供価値を明確にすると、訴求力が一気に高まります。
強みをあいまいな言葉で済ませるのではなく、具体例やデータを交えて伝えることで、商材の説得力がグッと上がります。



「どれだけの人が成果を出したのか」「再現性はどの程度あるのか」といった購入者の疑問に先回りして答えるような視点が、商材の信頼性を高めてくれますよ。
コンテンツの形式を決める
情報商材の伝え方にはいくつかの形式があります。
- テキスト
- 動画
- 音声
- オンライン講座
- テンプレート集
など、コンテンツの提供方法には様々な手段があります。
動画教材であれば、視覚と聴覚に訴えるため、理解度が高くなりやすい形式です。内容が複雑なものや、「講師のキャラクター」が伝わることで信頼が増すようなジャンルに適しています。
音声教材であれば、 「ながら学習」が可能なため、通勤・家事・育児中など、スキマ時間を活かしたい層に人気です。落ち着いた語り口で、コーチング的な内容に適していたりなど、それぞれの形式に特徴やターゲット像があります。



コンテンツ作成の難易度や話す方が得意か、書く方が得意かという軸で最適な形式を選べると良いでしょう。
商材に落とし込む
ここまでで「ジャンル」「ニーズ」「強み」「コンテンツの形式」が明確になったら、いよいよそれらを一つの商品として形にしていきます。
商材に落とし込む際は、内容の構成や見せ方、ブランド感の演出までを含めて丁寧に設計することが重要です。



単なる情報の寄せ集めではなく、「学びやすさ」や「成果につながる設計」が求められます。
- 導入(全体像の理解・マインドセット)
- 基礎(知識や考え方のインプット)
- 実践(ワークや行動課題でアウトプット)
- 応用(次のステージへの応用や改善法)
このようにユーザーが迷わず成果に辿り着けるように、全体の流れを「ステップ構成」に落とし込みましょう。
さらに、提供するノウハウが再現性の高いものであれば、「テンプレート」や「フォーマット集」といった即使える素材を付けることで、商材の価値が一段と高まります。



購入者は、誰でもすぐに使えるものに価値を感じるため、使いやすさを意識して作りましょう。
アフターフォローをつける
売って終わりではありません。購入後のフォローこそが、顧客満足度を大きく左右する重要な要素です。
購入者にしっかり満足してもらえれば、自然と口コミやリピートにもつながっていきます。
だからこそ、「買って終わり」ではなく、「成果が出るまでしっかりサポートする」という姿勢を示すことが大切です。



見込み顧客からの信頼や安心感の獲得にもつながります。
また、サポートを手厚くすることで、同じ内容の商材でもより高単価で販売しやすくなります。
「この価格でも安心して購入できる」と思ってもらえるようなサポート設計が、成約率にも大きく影響します。



困った時に相談できるかどうかって大事ですよね!
- 購入者限定のチャットサポート
- 個別オンライン相談
- LINEオープンチャットでのコミュニティ
- 定期的なライブ配信やウェブセミナー
例えば「購入後30日間のLINE個別サポート付き」「購入者限定のオープンチャットにご招待」などと特典を訴求することで、他商材との差別化にもなります。
「売って終わり」ではなく、成果が出るまで寄り添うことで、ユーザーの満足度とリピート率が高まります。
5ステップで稼げる情報商材の売り方


どれほど魅力的な情報商材を作っても、それを「売る仕組み」がなければ収益にはつながりません。
販売チャネルや集客方法、そして購買までの導線づくりが整って初めて、安定した売上が見込めるようになります。
ここでは情報商材の売り方を5つのステップにわけて解説。
それぞれのステップを詳しく見ていきましょう。
販売先のプラットフォームを決める
情報商材を販売するには、まずどのプラットフォームで販売するかを決めます。
プラットフォームごとにユーザー層や手数料、コンテンツの自由度が異なるため、自分のビジネスモデルに合ったものを選ぶ必要があります。
- note
- Tips
- Brain
- Udemy
- Kindle
- Audible
- Voicy
- ココナラ
- 自社メディア



各プラットフォームの詳細と選び方は【10選比較】コンテンツ販売プラットフォームの選び方のコツとおすすめを解説をにて詳しく解説しています。
集客をする
続いて最も重要な見込み顧客を集めるフェーズです。
情報商材の場合、XやInstagramなどのSNSやブログが主な集客手段として使われています。
SNSやブログで自身の商材に関することを発信することで、信頼を獲得し見込み顧客の獲得を狙います。
ここで大事なのが「誰に向けた発信か」を常に意識することが大切です。
漠然とした発信では誰にも刺さらず、フォロワーは増えても購入には繋がりません。
「40代主婦向け」「フリーランス初心者向け」など、具体的なペルソナを設定し、それに当てはまるユーザーの悩みを顕在化させ、その悩みに応えるような投稿や記事を積み重ねていきましょう。
また、無料コンテンツをフックにして、リード(見込み顧客)を集めるのも有効です。
販売ファネルやステップを構築する
ファネルとは漏斗(ろうと)の形をイメージしたマーケティング用語で、「認知 → 興味 → 比較検討 → 購入」という流れを意図的に作り出す仕組みのことです。




このように、段階ごとに適切な情報や体験を提供することで、ユーザーの購買意欲を徐々に高めていくのが販売ファネルの役割です。
特に情報商材は無形商品であるため、「この商品、本当に価値あるの?」というユーザーの疑念をクリアにしていくことががとても重要です。
また、ファネルの中でも「教育パート(メルマガ・ステップ配信)」の設計が売上を左右します。
教育パートはファネル図で言うと、興味関心〜比較・検討のフェーズで行います。
ステップ配信で、毎日少しずつ役立つ情報を提供しながら、自分の知見や信頼性を伝え、最後に商材の必要性へと誘導する。この流れが高いコンバージョン率を生み出す秘訣です。
実績や購入者の口コミを発信する
見込み客は「この教材で本当に変われるのか?」「自分にもできるのか?」という不安を抱えています。
それを払拭する材料が、実績と他者の声、すなわち口コミです。
特に情報商材のような無形商材は目に見える安心材料がありません。
そのため、すでに成果を出した実績や第三者の口コミを積極的に発信することが、販売促進において非常に効果的です。



実績は、単なる数字や成果だけでなく、変化の過程をセットで見せることが重要です。
- 副業未経験だった主婦が、3ヶ月で月30万円を達成
- 運動嫌いの会社員が、習慣化メソッドで−8kg
このようにBefore(悩みや現状)→After(成果)の形で伝えることで、読者が自分に置き換えてイメージしやすくなります。
口コミは、購入者向けにアンケートを実施したり、購入者との実際のやりとりの様子を発信することで、リアルな信頼感を与えることができるでしょう。



販売初期でまだ実績がない場合は、モニターを募集して無料または特別価格で提供し、実績と声を集めるのも良いでしょう。
自動化する
情報商材ビジネスの最大の魅力の一つは、「自動化による収益の仕組み化」が可能な点です。
一度仕組みを構築してしまえば、時間に縛られず、365日24時間、見込み客の集客から販売までを自動で回すことができます。
私自身も集客からメルマガ・ステップ配信による教育、と販売まで自動化しており、自動で自社商品が売れていく状態になっています。



寝ている間や遊んでいる間に、商品が売れて収益が得られることもあります。
初期のファネル構築やツールの設定が完了すれば、その後の手間がほとんどかからず、非常に効率的になります。
自動化こそがコンテンツビジネスの旨みといえます。



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情報商材を作る・売る際の注意点


情報商材ビジネスは、個人でも始めやすく収益性も高いため、多くの人が参入しています。
しかしその一方で、炎上や返金トラブル、信頼性を失ったりなどといったトラブルも少なくありません。
これらは多くの場合、基本的な注意点を押さえずに進めたことが原因です。
ここでは、長期的に信頼を得ながらビジネスを続けるために重要な注意点を3つ解説します。
誇大広告に注意
- 絶対に稼げます
- 誰でも簡単に月収○万円
- 必ず〇〇に効果がある
などの過剰表現は景品表示法に抵触する可能性があります。事実であっても、誤認を招く表現は避けましょう。
大袈裟で誇大な表現をすることで購入者とのトラブルにもなりやすいです。
従来の書籍であれば、出版社による事前のチェックと修正が入ることで、出版前に問題のある表現を防いでいましたが、近年では、専門的な知識がなくても個人で簡単に販売できるため、こういったトラブルも急増しています。



表現の仕方には慎重になる必要がありますね。



強い表現はできるだけ避け、誤解を生まないキャッチコピーをつけましょう。
著作権侵害
情報商材に含まれる文章、画像、音声、資料などが、他者の著作物を無断で使用したものであれば、著作権侵害に該当します。
教材に他人のコンテンツや画像、資料を使用する際は、必ずライセンスや引用ルールを確認してください。
引用であっても出典を明示し、商標の無断使用は絶対に避けるべきです。



AI生成コンテンツも著作物に該当し得るため、事前に規約を確認するようにしましょう。
まとめ
- 自身の強みと市場のニーズの交点を見つける
- ファネルとステップの構築で自動化
- 誠実な販売を心がける
情報商材(コンテンツ販売)は、自分の知識や経験を価値ある商品に変えることができます。
しかし、やみくもに作って売るだけでは成果につながりません。
まずは自身の強みと市場のニーズが交わる点を見つけ出しましょう。
売れる商材を作れたら、マーケティングファネルとステップ配信を構築して自動化を目指します。
そして何より大切なのは、誠実であること。信頼される発信者として、継続的にユーザーの期待に応え続ける姿勢が、長く売れ続ける情報商材を生み出します。