【3ステップ】コンテンツ販売(情報商材)の売り方と実用的なテクニックを紹介
- コンテンツ販売の売り方が分からない
- 情報商材をうまく売るコツは?
- コンテンツ販売はどこで売れば良い?
インターネットやSNSの発達に伴い、コンテンツ(情報商材)を気軽に売れるような昨今、副業・本業を問わず、多くの人がいろいろな形でコンテンツ販売を始めています。
ですが、始めたばかりの方は、実際にどのようにコンテンツを売っていけば良いのかわからないはず。
コンテンツ販売の売り方にはどのようなものがあるのでしょうか。
今回は、コンテンツ販売(情報商材) の売り方に焦点を当てて、コンテンツの売り方とうまく売るためのテクニックについて解説。
ゼロイチを達成したことがない人も、どのようにコンテンツを販売すれば良いかイメージできる内容になっています。
これを読めば、初めてのコンテンツ販売でも迷うことなく販売まで持っていくことができるでしょう。
それでは早速みていきます。
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コンテンツ販売(情報商材)を売る場所の候補と選び方
まず初めに、コンテンツ販売(情報商材)を売る場所について、その候補と選び方を簡単に解説します。
コンテンツ販売を売るプラットフォームを、縦の軸で上級・初級、横の軸で価格帯として分類したものが、以下のポジショニングマップです。
BrainやTipsなどは、コンテンツ販売で頻繁に用いられるプラットフォームで、テキストコンテンツを簡単に作ることが可能です。
noteもテキストコンテンツを扱うことが多く、初心者の方が使いやすい仕様になっていますよね。
その他、集客から販売までを自動化することが可能なUdemy、kindleやaudibleなどもややコンテンツの作成に手間がかかりますが、安定して収益を得られるプラットフォームです。
ココナラやタイムチケットといったコンサルを売ることができるプラットフォームも、必要に応じて活用できると良いでしょう。
初心者向けのプラットフォームの方が使いやすいですが、その分多くの人が参入しやすい傾向にあるため、注意が必要です。
全体的に価格が低い商材が集まるプラットフォームで稼ごうとすると、その分、集客数は増やさなければ高い収益は出ません。
また、どのような形態のコンテンツを扱うかによっても適切なプラットフォームは変化します。
テキスト、音声、動画なのか、コンサルなどのサービスを売るのかなどで、自分にあったプラットフォームを選択しましょう。
コンテンツ販売をどこで売れば良いか、プラットフォームの詳細について知りたい方は、どこで売る?おすすめのコンテンツ販売プラットフォーム10選と選び方のコツ の記事をご覧ください。
コンテンツ販売(情報商材)の売り方を3ステップで解説
コンテンツ・情報商材の販売を成功させるには、戦略的なアプローチが不可欠。
売り方次第で売り上げが2倍、3倍変わることも珍しくありません。ここでは、コンテンツ販売の効果的な販売プロセスを3つのステップに分けて解説します。
売り方を頭に入れて、全体的な戦略を考えるとより質の高いコンテンツ販売ビジネスができるようになるでしょう。
販売に向けてのプロモーション
プロモーションは、単なる宣伝ではなく、潜在顧客との信頼関係を構築し、コンテンツの価値を伝える重要なプロセスです。
販売に向けてのプロモーションとして、SNS、特にXでは、販売するコンテンツの内容に関わる投稿が多くなるはず。
慣れてくると、コンテンツ販売者の動きを見るとわかるようになります。
- コンテンツの一部をプレゼント企画で無料公開
- スペースなどで露出を増やす
- コンテンツの必要性を説く教育を行う
上記のような動きが有料コンテンツ販売の1, 2週間前からよくみられます。
見込み客の期待値を高めるとともに、認知を拡大して新規顧客へのアプローチも狙うことが可能です。
プレゼント企画にしてもスペースにしても、コンテンツの中身を無料で知ることができるのは良いですね。
ここで読者に有益性を示せれば、大きな信頼を獲得できます。
どのコンテンツにしても購入を迷っているという層が一定数いるため、その人たちの不安を解消するような取り組みとなれば良いでしょう。
スペースなどは特に、質疑応答などリアルタイムな対応ができるので効果的です。リアルな発信者としての信頼を得るチャンスにもなるため、定期的に行うのも良いかもしれません。
また、コンテンツの制作過程を投稿するのも、期待値が高まって良いでしょう。モザイクをかけて内容を一部隠すことで、より気になる心理効果も利用できます。
日程 | 動き |
〜2週間前 | 有料コンテンツの存在を告知 |
コンテンツの必要性の教育 | |
コンテンツの追加内容などの募集 | |
制作過程の可視化 | |
〜1週間前 | プレゼント企画 |
内容の一部見せ | |
直前〜3日前 | スペース |
先行特典の案内 | |
カウントダウン |
例えば上記のように、コンテンツ販売開始前の何日前にどのような動きをするかを予めスケジュールとして出し、整理しておくと抜け漏れが少なくなって良いでしょう。
日程は目安なので、必要に応じて設定することが重要。
リストをすでにとっている場合は、その人たちへのプロモーションも大切にすべきです。
初めてだとイメージが掴みにくいかもしれませんが、一度ローンチを体験すると、2回目以降は動きに慣れてきます。
前回でのデータや経験があると、それを踏まえて、動きを改善することもできそうですね。
販売時の盛り上がりを最大化する
プロモーションが終わり、販売を開始したら、その瞬間の「盛り上がり」をいかに最大化するかが勝負どころ。
そこで有効な手法が、限定感を演出することです。
「先着50名限定で特典を提供」といったプロモーションを実施することで、購入者に対して緊迫感を持たせ、早期購入を促します。
限定感がある方が、購入した際の満足度も大きくなりますね。
販売後すぐは、商材の売れ行きを細かくチェックしましょう。
販売開始から一定時間内での売り上げ部数を示すことで、すでに購入した人がたくさんいる人気の商品であることが伝わり、顧客の購入を後押しすることにつながります。
特に販売開始から1日経つまでの間はスピード感が大切です。
Tipsなどで限定販売を行っている場合は、売り切れた場合の対応について事前に考えておくと良いでしょう。
販売して早い段階で出てくるレビューは、熱量が高い傾向にあるので、積極的にアピールすれば更なる売り上げの向上を目指すことができます。
プラットフォームや必要に応じて、アフィリエイトプログラムも導入しても良いかもしれませんね。
アフィリエイトは「成功報酬型の広告」を意味し、紹介者が発行したリンクを経由して、販売者が商材を購入すると、紹介者に売上の一部が還元される仕組み。
アフィリエイトパートナーを通じて自社の商品を紹介してもらうことで、自分一人で集客するよりもはるかに広範囲にわたる潜在顧客にアプローチすることが可能。
特に、アフィリエイトは成功報酬型であるため、コストを抑えながら効果的に集客できる点がメリットです。
プラットフォームによっては、アフィリエイト経由の購入の場合だと、売上に対する利益が変わるので、事前に確認しておきましょう。
フォローアップと次のローンチへの布石を打つ
販売後のフォローアップは、リピート購入や顧客満足度を高めるために極めて重要です。
多くの販売者が、販売が終了した時点で活動を停止してしまいますが、実際にはここからが次のステップへの準備期間と言えます。
購入者に対してフォローアップメールを送り、商品の使用方法や追加のリソースを提供することで、購入者の満足度を向上させ、長期的な関係を築くことができるでしょう。
「対応が丁寧」「サポートが充実している」などのコメントがもらえたら、評判としてはかなり良いですよね。
また、次回のローンチに向けて、アップセルやクロスセルの提案を行うことも有効で、どちらも顧客のLTVを高めることにつながります。
例えば、すでに購入した商品に関連する追加のコンテンツや、高額なプランを提示することで、より高い売り上げを目指すことができます。
この際、購入者に特別なオファーを提供することで、さらなる購買意欲を引き出すことにもなるでしょう。
1回のローンチで終わるのは勿体無いので、信頼を積み上げて次のコンテンツ販売につなげられると良いです。
次回の販売に向けた準備として、アンケートを実施し、購入者のフィードバックを集めることも重要です。
これにより、次回の商品の改善点や、さらに魅力的なオファーを作成するためのヒントを得ることができます。
販売は顧客の生の声を感じられる貴重な機会なんですね。
自分自身がローンチの際に感じたことや反省点などがあれば、それらについても振り返りを行い、よりビジネスに磨きをかけていきましょう。
【3つのテクニック】 ワンランク上の情報商材の売り方を目指す
先ほどまでの解説のような基本的な販売プロセスを把握した上で、次はより具体的なテクニックを学びましょう。
ここでは、売上と顧客満足度を同時に向上させる3つのテクニックを紹介します。
コンテンツ販売を始めてしばらくして、レベルアップしたいという方は特に、これから説明する内容を実践してみてください。
価格設定と割引を利用する
コンテンツ販売はビジネスの一つである以上、どのように価格を設定するかは非常に重要なテーマです。
単価 × 購入部数 で売り上げが求められるように、利益に直結する数字。
客観的な分析を行える指標であるとともに顧客心理にも関わるものなので、さまざまな側面から価格設定についてみていきます。
販売者側と購入者側の2つの視点から考えていきましょう。
まずは、販売者の視点で考えるにあたって、そのコンテンツを販売する目的は何かを意識する必要があります。
今回のコンテンツ販売で大きな売り上げを出すことを目的なら、収益を最大化するギリギリまで単価を引き上げることになりますが、必ずしもそうではないはずです。
自分のことを広く認知してもらうためのコンテンツなら、多くの人にとって手に取りやすい価格にすべきですし、バックエンドにつなげるためのコンテンツなら、他の商品の価格とバランスをとった方が良いでしょう。
ただ単に高くしたり、安くしたりすれば良いわけではないんですね。
購入者の目線としては、他の商品と比べたときの相場観と商品を買った後の満足感が重要となってきます。
同じ内容に見える商品を相場より高い価格で販売している場合は、ブランディングの戦略がない限り、顧客の購入を後押しする理由にはなりません。
また、買ったコンテンツの内容が、自分の求めているものと異なった場合、あるいは自分がすでに知っている内容だった場合も価格に対しての満足感はないでしょう。
短期的な利益だけを求めて、中身のない商品を高く売るのは、信頼を損ねることになります。
いくつか価格設定に関するテクニックをご紹介しておきます。
テクニック | 詳細 | 参考 | 例
デコイプライシング | 意図的に魅力の低い選択肢を提示し、主力商品の価値を際立たせる | ライト版(1万円)、プレミアム版(2万円)、エリート版(5万円) |
価格の心理的閾値の活用 | 端数のある価格設定で、実際の価格差以上に安く感じさせる | 9800円、29800円など |
期間限定割引 | 新規顧客の獲得や長期顧客への特典として割引を適用する | 1週間限定で20%OFF |
バリューベースドプライシング | 顧客が得られる価値に基づいて価格を設定 | 顧客のROIを明確に示し、高額でも納得感のある価格設定 |
価格設定の際は、競合他社の価格も参考にしつつ、自社のブランド価値やターゲット層の購買力を総合的に考慮することが大切。
また、定期的に価格戦略の効果を検証し、必要に応じて調整を加えることも忘れないようにしましょう。
ストーリーテリングで感情を揺さぶる
情報商材の販売において、ただ商品の機能や特徴を並べるだけでは、見込み客に強い印象を与えることは難しいです。
そこで、効果的な手法がストーリーテリング。ストーリーテリングを使うことで、購入者の感情に訴えかけ、深い共感を引き起こすことができます。
特に、個人の経験や成功談、失敗から得た教訓などを交えて話すことで、購入者は単なる商品ではなく、商品が提供する「価値」や「変化」にフォーカスすることに。
読者はストーリーを読むことで、作者の体験を追体験することができ、より鮮明なイメージができるようになる気がします。
ストーリーテリングを行うことのメリットの一つは臨場感を与えられることなので、画像や動画などを挿入することでもその効果を高めることができるでしょう。
その他、ストーリーテリングを用いると、販売者が伝えたいことを嫌味なく伝えられます。
以下のような内容をストーリーに組み込むことで、自然と読者に気づきを与え、変化を促すことが可能です。
- 自己開示
- 過去の失敗
- 変化のきっかけ
- ビフォーアフター
- 現在の自分の姿
自己開示では、読者の販売者に対する警戒心を解くような開示を心がけます。自分はお金目的の怪しい情報商材屋ではなく、その分野で活躍してきた人間であるということを誠実に伝えることが大切。
過去の自分や体験した失敗などを公開することによっても、信用度は高まりますし、「凄そうな実績がある人も昔はこんな風だったんだ。自分にもできるかもしれない。」と読者の背中を押すことにもつながります。
自分のダメな過去 (現在の読者と対応) → 変化のきっかけ → 現在の自分の姿 (読者の理想の姿と対応) という流れを意識すれば、自然と教育が可能です。
下記の6つの教育を文章の中で満たせていれば良いでしょう。
- 目的の教育
- 信用の教育
- 問題点の教育
- 手段の教育
- 投資の教育
- 行動の教育
ストーリーテリングをうまく使いこなすことで、表現の幅を広げることができるので、売り上げを伸ばしつつ、大きな価値提供をしたい方はぜひ取り組んでみてください。
販売者仲間とのつながりを広げる
情報商材の販売において、他の販売者とのネットワークを構築することも、成功への重要。
これはコンテンツ販売の上級者だけでなく、初心者からでも意識すべきことです。
販売者仲間との繋がりを作ることは次のようなメリットがあります。
- 信頼度の向上
- 権威性の獲得
- 新規顧客へのアプローチ
- 情報交換
- さらなるネットワークの拡大
他の販売者との繋がりを作ることで、その人と関わっているという権威性・信頼を得られます。
また、コラボで商材を出すことができれば、より広い新規顧客に対して接点を持つことが可能。
経験のある販売者なら、コミュニケーションをとる中で業界の最新情報をアップデートすることもできるでしょう。
他の販売者と共同でコンテンツを出す際には、どのようなことをすれば良いのでしょうか?
交流会やDMで関わりを持つことから共同でのコンテンツ制作に発展させることはできますが、いくつか注意点があります。
まずは、相手の販売者と理念や方向性が一致しているか、確認することが大切です。
自分の中では、微妙な方向性の違いを理解しているつもりでも、共同でコンテンツを出すと顧客からは同じ価値観を共有しているものと思われます。
ブランディングにも関わる部分なので、誰と一緒にビジネスをするかには慎重になった方が良いでしょう。
普段の情報発信などを見ても、できるだけ不信感のない人とコラボした方が良さそうですね。
また、役割・責任の明確化を行った上で、利益配分についての取り決めも行わなければなりません。
どちらが何をどこまでやるのかのコミュニケーションが取れていないと、準備が不足してしまったり、売り上げが出てもその後トラブルになったりしてしまいます。
せっかく関係を持てたのに、次につながらずに終わってしまうのはもったいないです。
そして、自分より影響力のある人や業界で大手と言われるような人の場合は、できるだけ共同コンテンツの作成にあたっての手間をかけさせない方が良いです。
手間や時間のかかる面倒な仕事に関してはこちらで対処し、相手の都合を考慮してスケジュールやタスクの共有・整理もこちらで行う方が、協力を得られる確率が上がります。
これらのことを意識して、販売者仲間とのより良い関係を築けるようになれると良いでしょう。
コンテンツ販売の売り方を工夫して自動化を実現する
最後に、コンテンツ販売の自動化についてもご紹介しておきます。
コンテンツ販売の効率を高めるためには、プロセスの一部を自動化することが大切。特に、手動で行う作業が多いと時間と労力がかかり、結果的に販売活動全体の効率が低下します。
Udemyなどのプラットフォームを利用すれば、コンテンツを一度作成してアップロードするだけで、その後の販売プロセスはほぼ自動化されます。
自動化の手順として、一般的にはどのようにすれば良いのでしょうか。
最も簡単かつイメージしやすいこととしては、一度手動でローンチを行い、その後、手動で行っていたところにオンラインツールなどを導入して、人手を省くことです。
LステップやMyASPなどを使って、フローの一部を自動化することも可能ですし、UTAGEなどのオールインワンツールを導入すれば、大きく労力を削減することができます。
最初の仕組みづくりこそ時間がかかりますが、流れができればあとはメンテナンスをするだけで、ある程度売り上げが継続して上がるので取り組む価値があるでしょう。
自動化の具体的な手順が知りたい方は、【図解で解説】コンテンツ販売の自動化ロードマップ!方法と仕組みを完全解説 をご覧ください!
一見難しそうで、取り組むのを敬遠してしまう人が多いですが、意外と簡単にコンテンツ販売の自動化は可能です。
まとめ
今回の記事の内容をまとめます。
- コンテンツに合わせて販売プラットフォームを選ぶことが大切
- 販売前から販売後までポイントを押さえれば、売り上げは大きく向上する
- 顧客の心理を理解してテクニックを駆使すると効果は増大
コンテンツ販売の収益を大きく左右する売り方ですが、価格帯や形態などコンテンツの性質を踏まえた上で、販売プラットフォームを選ぶことが重要。
販売前のプロモーションにより、顧客の期待値を高め、販売後のフォローアップで、信頼を築くことができれば、長期的にコンテンツ販売で結果を出すことができます。
心理テクニックも駆使しながら、顧客への価値提供と売り上げの最大化を目指すことで、コンテンツ販売として新たなステップを踏み出すことができるでしょう。
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500名以上が受け取った人気コンテンツを書籍化しました
私は現在、WEBマーケティングの会社を経営する30代です。
元々は普通の会社に新卒入社で働いていましたが、金ナシ・時間ナシ・自由ナシ・精神的余裕ナシの四重苦に苦しみつづけました。そこでPC1台で起業して、受託で企業コンサルを行い、クライアントワークで生計を立てていました。
ところが今度は、労働による売上の頭打ちと限界を感じ、収入の限界がなく、なおかつ時間の自由も獲得できるビジネスモデルを追求しました。
そこから一念発起してゼロからコンテンツビジネスをはじめ、現在はコンテンツ販売の自動化で月収100万超え、それとは別にオンラインスクールも主宰し、年商は4500万を超えました。
今では海外移住を実現し、世界中を旅しながら、仕事も毎日楽しく取り組んでいます。
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