【初心者でも稼げる】コンテンツ販売の作り方と始め方を7ステップで解説

コンテンツ販売を始めたいと思っているものの、どうすれば良いか分からず悩んでいる方は多いでしょう。

実際に販売の経験がなかったり、周囲にコンテンツ販売で稼いでいる人がいなかったりすると、イメージが沸きづらいですよね。

今回の記事では、コンテンツ販売のやり方について、具体的なステップを提示しながら徹底解説。

これを読み終わると、コンテンツ販売のためにどんな行動を取れば良いのか、網羅的な理解が深まるでしょう。収益化までの手順で困ることもなくなります。

コンテンツ販売中級者以上の方にも新しい発見があるように、専門家としての意見も加えているので、最後までご覧ください。

それでは見ていきましょう。

コンテンツ販売とは？情報やノウハウを販売するビジネス

コンテンツ販売とは、自分の持っている知識や経験、ノウハウをコンテンツとして販売するビジネスモデルです。

デジタル時代の今、情報は価値のある商品となり、特にインターネットを通じて簡単に販売できるところが魅力。販売するにあたっては、電子書籍や有料記事、ウェビナーなど様々な形態があります。

また、コンテンツ販売は、個人が自身のブランドを築いて、専門家としての地位を確立する手段としても有効です。

ブログやSNSで情報を発信し、フォロワーを増やして信頼を築いた後、その信頼を元にコンテンツを販売することが可能。これにより、収益を得ながら自身の影響力を広げることができます。

私 (Hitomi) のコンテンツ販売の事例を紹介

コンテンツ販売についてイメージがつきやすいように、先に私の事例についてお伝えいたします。

私の場合、コンテンツ販売の集客は、UdemyとX (旧Twitter) がメイン。私の講座や日々の発信を見て、興味を持ってくださった方にメルマガへの登録をおすすめ。

メルマガでは、さらに詳しいノウハウや他の媒体では発信していない役立つ内容をお伝えし、私の方法を知りたいと思った方がコンテンツを購入できるような流れです。

メルマガへの誘導により、DRM (ダイレクトレスポンスマーケティング) という直接お客様の反応を得るマーケティング手法につなげています。見込み客となる方に濃い情報発信を行い、コンテンツの購入を促すやり方です。

以下が私のDRMでの実績で、DRMを始めてから1年目で 1,023万円、2年目で4,600万円という売り上げでした。

	1年目	2年目
セールスプロモーション	3回の合計: 845万円	1回 3,030万円
その他	178万円	1,600万円
合計	1,023万円	4,600万円

コンテンツ販売において、私が行ったのは至ってシンプルな方法。

1. リスト集客に力を入れる
2. 頻繁にセールスや企画を打つ
3. 質の良い商品を販売して満足度を高める

やってきたことはこの3つだけです。やるべきことをやったことでこの売り上げが達成できました。

メリット4選！コンテンツ販売の作り方を学ぶべき理由

まずはコンテンツ販売を行うにあたってのメリットをお伝えしていきます。

コンテンツ販売に取り組む多くの方の意見をもとにピックアップした以下のポイントについて解説。

これからコンテンツ販売を始めようとしている方はぜひ参考にしてください。

コンテンツ販売のメリットについて、一つ一つ詳しく解説していきます。

初期投資や固定費が少なくて済む

コンテンツ販売の大きなメリットの一つは、初期投資や固定費が少ない点です。

物理的な商品を扱うビジネスとは異なり、製品の製造や在庫管理にかかる費用がかかりません。

例えば、PDFの電子書籍を作成する場合、必要なのはパソコンと適切なソフトウェアだけ。

固定費についてもほとんどかかりません。

デジタルプラットフォームを利用して販売する場合、そのプラットフォームの利用料や販売手数料が発生することはありますが、これも比較的低コスト。

例えば、オンラインコースを販売するプラットフォームでは、売上の一部を手数料として支払う形式が一般的です。

在庫を抱えるリスクが少なく、利益率が高い

コンテンツ販売のもう一つの大きなメリットは、在庫を抱えるリスクが少なく、利益率が高いこと。

物理的な商品を扱うビジネスでは、在庫管理が必要であり、売れ残りのリスクも伴います。

しかし、デジタルコンテンツの場合、一度作成したコンテンツは無限に複製可能です。

さらに、デジタルコンテンツは製造コストがほとんどかからないため、利益率が非常に高いです。

例えば、PDF形式の電子書籍を販売する場合、初期の制作費用以外のコストはほぼありません。

そのため、販売価格の大部分が利益として残ります。

この高い利益率は、ビジネスの持続可能性を高める要因となります。

初期投資が少なく、リスクが低いビジネスモデルでありながら、高い利益を追求できるため、多くの企業や個人がコンテンツ販売に参入しています。

時間と場所を選ばないため取り組みやすい

コンテンツ販売は、時間と場所を選ばないビジネスモデルであるため、多忙な人々や副業を考える人々にとって取り組みやすいでしょう。

例えば、仕事の合間にコンテンツを作成したり、週末に集中して作業を進めたりすることが可能です。

販売自体もオンラインで行うため、場所に縛られることなくビジネスを展開できます。

この自由度の高さは、多くの人々にとって魅力的です。

特に、リモートワークが一般化している現在、時間と場所に制約がないビジネスモデルは、ライフスタイルに柔軟に対応できる点が大きな利点。

旅行中でもインターネットさえあればビジネスを続けることができるため、自由な生活を送りながら収益を得ることが可能です。

自動で売れるシステムを構築できる

コンテンツ販売のもう一つの魅力は、自動で売れるシステムを構築できるところです。

一度作成したコンテンツは、自動化された販売システムを通じて、24時間365日、継続的に収益を生み出せます。

ウェブサイトやブログに設置した販売リンクや、メールマーケティングの自動化ツールを活用することで、手間をかけずにコンテンツを販売することも。

この自動販売システムの構築は、初期の設定が完了すれば、その後の手間がほとんどかからず、非常に効率的。

例えば、オンラインコースを販売する場合、プラットフォームにコースをアップロードし、自動化ツールを設定すれば、購入者が自動的にアクセスできる仕組みが整います。

デメリットと解消法 コンテンツ販売はやめておいた方がいい？

ここまでコンテンツ販売のメリットをお伝えしてきました。ですがもちろん、コンテンツ販売に伴うデメリットも。

続いてはコンテンツ販売はやめておいた方がいい、と言われるような次の3つのデメリットについても解説します。

デメリットの詳細とそれに対する対応策について見ていきましょう。

収益化までに時間がかかることがある

デメリットの一つが、収益化までに時間がかかることがある点です。

特に初心者の場合、最初のコンテンツ作成や市場調査、販売プラットフォームの設定に時間を要することがあります。

また、顧客の信頼を得て、安定した収益を上げるまでには、ある程度の時間と労力が必要。

この問題を解決するためには、事前の計画と継続的な努力が重要。

例えば、最初に小さな目標を設定し、少しずつステップアップしていくことで、達成感を感じながら進めることができます。

SEO対策やSNSを活用して集客を強化することも、収益化のスピードを上げるために有効です。

途中でネタ切れを起こす可能性がある

コンテンツ販売のもう一つのデメリットは、途中でネタ切れを起こす可能性があることです。

特に継続的に新しいコンテンツを提供する必要がある場合、新しいアイデアを出し続けることは容易ではありません。

対策としては、日常的に情報をインプットしたり、市場のトレンドを常にチェックしたりすることが大切です。

また、顧客からのフィードバックを活用して、新しいコンテンツのアイデアを得ることも有効です。

アンケートを実施したり、SNSで意見を募集することで、顧客が求めている情報を把握し、それを元に新しいコンテンツを作成することができます。

周りから怪しまれる場合がある

コンテンツ販売においては、怪しまれる場合があることもデメリットとして挙げられます。知らない人からは何をやっているのか分かりづらい、というコンテンツ販売の特徴も関係しているでしょう。

特に、インターネット上での情報商材は詐欺のリスクが高いと見なされることがあるため、信頼性を築くことが重要。

この問題に対しては、透明性を高めることが必要で、自分の経歴や実績を明示し、顧客に安心感を与えることが求められます。

また、顧客の信頼を得るためには、高品質なコンテンツを提供し続けるようにしましょう。

無料のサンプルコンテンツを提供して、その品質を確認してもらうことで、顧客の信頼を得ることができます。

さらに、顧客からのレビューをサイトに掲載することで、他の顧客にも安心感を与えることができるはずです。

【初心者でも稼げる】コンテンツ販売の始め方と作り方を7ステップで解説

それでは、コンテンツ販売の作り方について詳しく解説していきます。

初心者の方が理解しやすいように、大きく次の7ステップに分けて解説。

実際に自分が作るときのことをイメージして読み進めるようにしてください。

1. ジャンルを決める

コンテンツ販売を始めるための第一歩は、ジャンルを決めることで2つの重要な視点があります。

1つ目が、市場の顧客の需要を捉えること。

自分の得意分野が市場で需要があるかどうかを確認し、需要が高いテーマを選ぶことで、より多くの顧客を引きつけることができます。

検索エンジンを利用してキーワードの検索ボリュームを調べたり、競合他社のコンテンツを分析したりすることで、需要を確認することが可能です。

2つ目は、自分が得意とする分野や興味を持っているテーマを選ぶこと。

ビジネススキル、健康、趣味、教育など、さまざまなジャンルがありますが、自分の興味のあるものを選ぶと良いでしょう。

2つの視点両方を持つようにするのが大切。仮に、需要を適切に捉えていても、熱意がなければ長続きはしませんし、コンテンツの質も頭打ちになります。

逆に、自分が得意という理由だけでジャンルを選んでも、買う人がいなければ、収益は得られません。

市場調査は、競合他社や顧客のニーズを把握するために重要。以下の内容について競合調査する時間をとりましょう。

これらの情報を表にまとめて整理すると見やすくなります。

その上で、自社の強みや弱みを考え、自分のコンテンツがどのように差別化できるかを考えましょう。

ニーズを汲み取るには、オンラインアンケートを実施したり、SNSでフォロワーに意見を求めたりするのが効果的です。

3. 具体的なペルソナを設定する

次に、具体的なペルソナを設定します。ペルソナとは、ターゲットとなる顧客の詳細なプロフィールのこと。

具体的な属性を設定することで、よりターゲットに合ったコンテンツを作成することができます。

例えば次のような項目があります。

ペルソナを設定することで、コンテンツの方向性が明確になり、マーケティングのメッセージも一貫性を持たせることができます。

例えば、ビジネススキルを教えるオンラインコースを作成する場合、対象となるペルソナは、キャリアアップを目指す30代のビジネスパーソンなどと具体的な設定をするのが望ましいです。

また、可能であれば実際にペルソナにあてはまるような身近な人も見つけると良いでしょう。

コンテンツ作成に困った際やできた後などにもアドバイスをもらえると、よりリアルな需要に対応した質の高いコンテンツ販売ができます。

4. コンテンツの形式を決める

ペルソナが設定できたら、次にコンテンツの形式を決めます。

自分の得意な形式や、ターゲットとなるペルソナが好む形式を選ぶことが重要。

先ほどもお伝えしたように様々な形式があります。

例えば、時間のないビジネスマンをターゲットにするのであれば、移動時間や電車の中でも利用できる音声教材を選ぶことができます。

あるいは、オンラインツールの操作などの説明では、画面収録をした動画などが効果的。

コンテンツの形式を複数組み合わせることでも、より多様なニーズに応えることができます。

5. コンテンツ制作を開始する

コンテンツの形式が決まったら、いよいよコンテンツ制作を開始。作成の前に、そのコンテンツを作る目的を意識しましょう。

「コンテンツから収益を得るため」のようなざっくりとした理由ではなく、より詳しく考えた方が良いです。

例えば以下のようなものがあります。

設定した目的に対して、それが達成されるようなコンテンツか、注意深くチェックするようにしましょう。

また、制作にあたっては、事前に計画を立て、スケジュールを管理することが重要。

ノウハウについての記事を作成する場合、章ごとの構成を決め、各章の執筆スケジュールを設定します。

6. 集客・拡散をする

コンテンツ購入者となる見込み客を獲得するため、集客・拡散を行います。

効果的な集客方法としては、SEO対策やSNSマーケティングなど。

SEO対策を行うことで、検索エンジンからの自然なトラフィックを増やすことができます。

ステップとしてコンテンツ制作の次にしましたが、集客・拡散に関しては、コンテンツが完成する前から始めましょう。

コンテンツ作成の過程を発信して集客することもできますし、フォロワーや読者からの意見や反応をもとにコンテンツ内容を変更することもできます。

7. 定期的に改善する

最後に、コンテンツ販売を成功させるためには、定期的に改善することが重要。

顧客からのフィードバックを活用し、コンテンツの品質やマーケティング戦略を見直すことで、より良い結果を得ることができます。

アンケートを実施して顧客の満足度を測れば、改善点を特定できるでしょう。

読者に行動を促す場合は、読者にとってメリットとなるようなものを用意すると良いです。

例えば、コンテンツの内容で補足的な情報をまとめたサブコンテンツを作り、それを特典として準備。

感想やアンケートの回答を送ってくれた人に対して、特典を配布する仕組みにします。

また、販売データやアクセス解析を活用して、どのコンテンツが最も人気があるか、どの集客方法が効果的かを分析します。

このデータを元に、コンテンツやマーケティング戦略を調整することで、収益を最大化することが可能に。

顧客と関係を築き、向き合うことで得られる改善と、顧客の行動としての結果である数値を踏まえての改善の2つが大切です。

【どこで売る？】コンテンツ販売でおすすめのプラットフォームを紹介

コンテンツ販売を行うためには、適切なプラットフォームを選ぶことが重要です。

以下に、おすすめのプラットフォームをいくつか紹介します。

それぞれに、得意な機能や適しているコンテンツの形式があるため、目的に応じて使い分けられると良いでしょう。

どのプラットフォームでどういう形式で販売するかによって、収益がかなり変わります。

3つのコツを伝授 コンテンツ販売のやり方で成功するには？

最後に、コンテンツ販売を成功させる3つのコツについてお伝えしていきます。

初心者の方でも、このを意識するだけで、違った視点が得られるはず。

コンテンツ販売を始める時から早速使ってみてください。

効果の高いスキルを習得する

コンテンツ販売で成功するためには、効果の高いスキルを習得することが重要です。

SEO対策やSNSマーケティング、コピーライティングなどのスキルは、コンテンツの露出を高め、集客力を向上させるためにあると良いでしょう。

スキルの習得により、より効果的なコンテンツ販売が可能になります。

また、コンテンツ自体の質を高めるために、専門的な知識や技術を習得することも大切。

例えば、ビデオ編集スキルやグラフィックデザインスキルを習得することで、コンテンツはより魅力的に。

顧客の満足度を高め、リピート購入を促進することができます。

無料コンテンツの質を高める

皆さんはコンテンツ販売の際に無料コンテンツを用意しているでしょうか。

SNSでのプレゼント企画やメディアのホワイトペーパーなどです。

また、ブログなどに関しては普段誰でもアクセスできる記事、X (旧: Twitter) の投稿なども顧客が無料でアクセスできるため、無料コンテンツにあたります。

実はこの「無料コンテンツの質」というのが成功に関わる重要な要素です。無料コンテンツは、いわば顧客に自分の価値を感じてもらうための重要な手段。

多くの場合、有料コンテンツを販売する前に無料コンテンツを作成するでしょう。

その無料コンテンツの質を高めること、無料で価値のあることを教えてくれるという事実が、顧客との信頼関係の構築になります。

このような顧客の心理がはたらき、有料コンテンツへの期待値が高まります。

結果、販売を開始すると高い収益を得られる流れに。

複数のプラットフォームを併用する

コンテンツ販売で成功するためには、複数のプラットフォームを併用することが効果的です。

やっていない人が多いですが、収益を大きくできる簡単な方法の一つ。

電子書籍をAmazon Kindleで販売しながら、オンラインコースをUdemyで提供することで、より広範な顧客にリーチすることができます。

また、収益を単純に高めるだけでなく、収益源を多様化し、リスクを分散することが可能に。

アカウントがBANされて、収入が急になくなるというような事態を防ぐことにつながります。

そして、それぞれのプラットフォームの特性を活かして、最適なコンテンツの提供を実現できます。

短いレクチャー動画はYouTubeやInstagramで提供し、詳細なガイドブックはPDF形式で販売するなど、コンテンツの形式や提供方法を工夫することで、より多くの顧客を引きつけることが可能です。

まとめ

コンテンツ販売は、情報を扱うビジネスのため、低コスト・低リスクで小さく始めることができます。

また、一度収益が出る流れを作ると、自動化の仕組みを構築して長期的に稼ぐことも難しくありません。

そのために、リサーチを行ったり、顧客の心理・動きに合わせた手法をとっていきましょう。